「テックジムの教材だけ購入することはできるの?」
「テックジムに通わず教材だけ買って学びたい!」
テックジムは全国15校以上に校舎を構える対面型のスクールなので、通える範囲に校舎がない方にとっては「教材だけ買えないのか」が最初の関心事になるはずです。
この記事では、テックジムの教材一括購入という選択肢について、3つのコースの価格・付いてくるサポート・通学との損益分岐点・購入前の注意点まで整理して解説します。
結論からお伝えすると、テックジムは公式のオンラインストアで教材を一括購入でき、Python基礎コースなら132,000円で1年間のオンラインサポートまで付いてきます。
この記事の結論
- 公式オンラインストアで教材を一括購入でき、通学しなくても同じカリキュラムを進められる
- 価格はPython基礎コース132,000円・AI駆動開発コース110,000円・AIエンジニア養成コース198,000円
- SlackとZoomのサポートが1年間つくため、完全な独学とは違って質問先がある
- ただし通学4ヶ月半で同額になる計算なので、通える人はまず通学のほうが割安になる
テックジムは教材だけ購入して通わずに学べる
(出典:テックジム公式オンラインストア)
まずは、テックジムの教材だけを購入するという選択肢が、どういう位置づけで用意されているのかを確認しておきましょう。
教材だけ購入するという選択肢の位置づけ
- 校舎が近くにない人のために用意されたプラン
- 通学しなくても同じカリキュラムを進められる
- 無料で公開されているオンライン講座とは中身が違う
校舎が近くにない人向けに用意されたプラン
テックジムの公式サイトには、校舎一覧のページに「テックジムがない府県の方向けに一括購入をご用意しました」と明記されています。
つまり教材だけの購入は、非公式な裏技ではなく正規の選択肢として案内されているプランです。
校舎は東京・大阪・名古屋・神戸・松山・博多・鹿児島などに広がっているものの、日本全国から見れば通える人のほうが少数派でしょう。
「興味はあるけれど、いちばん近い校舎まで片道2時間かかる」という方にとって、この選択肢があるかどうかは大きな分かれ目になります。
購入の窓口は、テックジム公式オンラインストアです。
ネットショップとして公開されているので、カウンセリングを受けずにその場で買えるという手軽さもあります。
通学せずに同じカリキュラムを進められる
一括購入する教材は、校舎で使われているものと同じカリキュラムです。
Python基礎コースなら第1章から第7章まで、通学生が進めるのとまったく同じ順序で自宅から取り組めます。
教材そのものはGoogleドキュメント形式で提供され、開発環境にはGoogle Colaboratoryを使います。
特別なソフトの購入や複雑な環境構築が必要ないので、パソコンとネット環境さえあればすぐに始められるでしょう。
教材購入でも変わらないもの
- カリキュラムの内容と進む順序
- ゲームを作りながら学ぶ「テックジム方式」の設計
- 200時間で実務レベルを目指すという到達目標
違うのは、学ぶ場所と質問の仕方だけだと考えてよいでしょう。
カリキュラムそのものに通学生向けと教材購入者向けの区別はないので、内容が薄い簡易版を買わされる心配はありません。
無料のオンライン講座との違い
テックジムは「ゼロからはじめるPython爆速講座」のような無料オンライン講座も定期的に開催しています。
この無料講座と、有料の教材一括購入は役割がまるで違うものです。
無料講座は3時間半程度の単発セミナーで、Pythonの雰囲気をつかむ入口という位置づけでしょう。
いっぽう教材一括購入は、200時間分のカリキュラムを最後まで走り切るための本体にあたります。
まず無料講座に参加して肌に合うかを試し、そのうえで教材購入を判断するという順番が現実的です。
数十万円ではないとはいえ10万円を超える買い物なので、いきなり買うのは避けたほうが賢明でしょう。
無料講座と教材購入の使い分け
- 無料講座は3時間半程度の単発セミナーで、相性を試す入口
- 教材一括購入は200時間分を走り切るための本体
- 無料講座で手応えを感じたら教材購入を検討する
テックジムの教材だけを購入する場合の3つのコースと価格
ここでは、テックジムの公式ストアで教材だけ購入できる3つのコースと、それぞれの価格を整理します。
教材一括購入で選べる3つのコース
- 未経験からの基礎固めに向いたPython基礎コース
- 生成AIを使った開発を学ぶAI駆動開発コース
- 機械学習まで踏み込むAIエンジニア養成コース
| コース | 価格(税込) | 章構成 | 向いている目的 |
|---|---|---|---|
| Python基礎コース | 132,000円 | 第1章〜7章 | 未経験からの基礎固め |
| AI駆動開発コース | 110,000円 | ― | 生成AIを使った開発 |
| AIエンジニア養成コース | 198,000円 | 第0章〜15章 | 機械学習・ディープラーニング |
【コース1】Python基礎コース(132,000円)
(出典:テックジム公式オンラインストア)
Python基礎コースは、第1章から第7章までがセットになった132,000円の教材です。
送料は無料で、価格には消費税が含まれています。
内容はじゃんけんゲーム・間違い探しゲーム・野球シミュレーション・カジノゲーム・ブラックジャックと進み、第7章が卒業課題という流れです。
作るものが章ごとに決まっているので、何を書けばいいか分からなくなる時間がほとんど発生しません。
Python基礎コースの購入に含まれるもの
- 第1章〜7章の教材(送料無料・Googleドキュメント形式)
- Slackでの質問・交流サポート
- Zoomでのマンツーマン質問(予約制)
- Python短期集中講座2本への無料招待
プログラミング未経験からポテンシャル採用レベルを目指す設計になっていて、想定学習時間は200時間程度でしょう。
教材だけ購入する場合、この200時間を自分の裁量で配分することになります。
3つのコースの中では、未経験からの1本目としていちばん無難な選択肢になります。
基本構文から条件分岐、クラス、スクレイピングの入口までを1本で通せるので、次にどのコースへ進んでも土台として効いてくるはずです。
【コース2】AI駆動開発コース(110,000円)
AI駆動開発コースは、3つの中でいちばん安い110,000円で購入できます。
ChatGPT・Gemini・Cursor・Claude・Codexといった生成AIツールを使って、アプリやWebサービスを開発するスキルを学ぶコースです。
公式ストアの説明では、プログラミング未経験からのスタートでも問題ないと案内されています。
アプリ開発だけでなく自分の業務効率化にも転用できるため、実務寄りの目的を持つ社会人には相性がよいでしょう。
私の実感としても、いまから学び始めるならAIツールの使い方を前提に組まれたカリキュラムのほうが遠回りが少ないと感じています。
生成AIを使った学習の進め方はAIを使ってPythonを学ぶ方法|独学の挫折を防ぐ手順でも詳しく整理しました。
AI駆動開発コースで扱う内容
- ChatGPT・Gemini・Claudeなどの生成AIツールの使い方
- CursorやCodexを使った実際のアプリ・Webサービス開発
- PythonとHTML/CSS/JavaScriptの基礎
【コース3】AIエンジニア養成コース(198,000円)
AIエンジニア養成コースは第0章から第15章までの構成で、価格は198,000円です。
機械学習・ディープラーニングまで段階的に踏み込む内容なので、3つの中では最も重いカリキュラムになります。
章数が多いぶん学習時間も長くなるため、Python基礎コースを終えた人の次の一歩と考えるのが自然でしょう。
まったくの未経験からこのコースだけを買うと、序盤でつまずいたときに戻る場所がありません。
コース選びで気をつけたいこと
- 未経験ならPython基礎コースかAI駆動開発コースから入る
- AIエンジニア養成コースは基礎を終えた人向け
- 複数コースをまとめ買いする前に、1本を完走できるか試す
テックジムの教材購入に付いてくるサポート内容
ここでは、テックジムの教材だけを購入した場合に受けられるサポートを解説します。
教材購入に付いてくるサポート
- Slackでの質問と会員同士の交流
- Zoomでのマンツーマン質問(予約制)
- 短期集中講座への無料招待特典
Slackでの質問と会員同士の交流
教材を購入すると、Slackのサポートが1年間有効な形で付いてきます。
トレーナーへの質問だけでなく、会員同士でフラットに交流できる場として案内されています。
ここが、市販の技術書を買って独学するのとの決定的な差になるところでしょう。
詰まったときに聞ける相手がいるかどうかで、学習が止まる期間の長さがまるで変わってきます。
プログラミング学習で挫折する原因の多くは、エラーの意味が分からず数日そこで止まってしまうことにあります。
数時間で解決できる質問先があるだけで、完走できる確率は大きく変わってきました。
Slackサポートでできること
- トレーナーへの技術的な質問
- 全国の会員同士のフラットな交流
- お仕事掲示板を通じた案件情報の確認
Zoomでのマンツーマン質問(予約制)
Zoomを使ったマンツーマンの質問対応も、同じく1年間有効な形で用意されています。
予約制なので、まとめて聞きたいことがある週にスケジュールを取る使い方が向いているでしょう。
テキストで説明しづらい詰まり方をしているときほど、画面を見せながら話せる場は効きます。
「どこが分からないのかを説明できない」という状態こそ、対話で解くのがいちばん早いからです。
Zoomサポートで気をつけたいこと
- 予約制なので、思い立ってすぐ質問できるわけではない
- 1年という期限があり、使わないまま終わる人もいる
- 聞きたいことを事前に整理しておかないと時間を使い切れない
逆に、この予約枠を一度も使わずに1年が過ぎてしまう人も少なくないはずです。
購入した時点で最初の1回を予約してしまうくらいの前のめりさが、教材購入では大事になってきます。
短期集中講座への無料招待特典
Python基礎コースの購入者には、有料の短期集中講座2本への無料招待が特典として付きます。
3時間半の講習が5,500円、クラス・インスタンス編が11,000円という価格の講座です。
合計16,500円ぶんの講座が含まれる計算になるので、実質的な負担は132,000円より軽くなると考えてよいでしょう。
特に「クラス」は独学でつまずきやすい単元なので、ここを講義で押さえられるのは価値があります。
サポートを使い切るためのコツ
- 購入直後にSlackへ参加し、自己紹介だけでも投稿しておく
- Zoomの初回予約を購入から2週間以内に入れる
- 1年という期限をカレンダーに登録しておく
特典の講座は開催日が決まっているので、案内が来たら早めに枠を押さえておきたいところです。
「あとで参加しよう」と後回しにしているうちに1年が終わってしまうのが、いちばんもったいない使い方になります。
テックジムの教材だけ購入する場合と通学の違い
ここでは、テックジムの教材だけを購入する場合と、校舎に通う場合の違いを整理します。
教材購入と通学の違い
- 料金の損益分岐点は通学4ヶ月半
- 強制力があるかどうかという決定的な差
- 対面での指導を受けられるかどうか
料金の損益分岐点は通学4ヶ月半
通学の場合、入会金33,000円に月額22,000円が積み上がっていきます。
この合計がPython基礎コースの教材購入と同じ132,000円に達するのは、通い始めてから4ヶ月半のタイミングです。
つまり4ヶ月以内に走り切れるなら通学のほうが安く、5ヶ月以上かかるなら教材購入のほうが安く済みます。
200時間を4ヶ月で終えるには週12時間以上のペースが必要になるので、働きながらだと現実的には教材購入のほうが総額を抑えられる計算になるでしょう。
ただし通学には休会という逃げ道があり、忙しい月は月1,100円まで負担を下げられます。
単純な総額比較だけで決めず、自分がどのくらいのペースで進められるかから逆算してみてください。
もうひとつ、通学には交通費という見えないコストが乗ってきます。
片道1時間の校舎に週2回通えば交通費だけで月に1万円近くかかる場合もあるので、遠方の方は実質的な分岐点がもっと手前に来ると考えてよいでしょう。
強制力があるかどうかという決定的な違い
料金以上に大きいのが、強制力の差です。
校舎に足を運ぶという行為そのものが、学習を続けるための外部の仕組みとして働いています。
教材だけを購入すると、この仕組みを自分から外すことになります。
興味深いのは、10万円以上を一括で払うことで「もう引き返せない」という感覚は得られるのに、実際に机に向かわせる力は弱いという点でしょう。
お金を払った段階で達成感が生まれてしまい、そこで満足してしまう心理は、ジムの会員権や語学教材でもおなじみのものです。
行動経済学を追いかけてきた立場から見ても、支払いのコミットメントと行動のコミットメントは別物だと感じています。
強制力を自分で作る方法
- 学習する曜日と時間を先にカレンダーへ入れる
- Zoom質問を定期的に予約し、締め切りを外から作る
- Slackに進捗を投稿して人の目を借りる
対面での指導を受けられるかどうか
テックジムは対面型を強みとして掲げていて、公式サイトでも「致命的なクセを指導できる」のが対面の価値だと説明しています。
教材だけの購入では、この部分がまるごと抜けることになります。
コードの書き方の悪い癖は、自分ではまず気づけません。
動いてはいるけれど読みにくい書き方を1年続けてしまうというのが、独学寄りの学び方でいちばん怖いところでしょう。
対面がないことで起きやすいこと
- 動くけれど読みにくい書き方の癖に気づけない
- 詰まった原因を言葉にできず、質問そのものができない
- 詰まってから解決までの時間が長くなる
もっとも、ZoomのマンツーマンやSlackで書いたコードを見てもらえば、この弱点はかなり埋められます。
教材購入を選ぶなら、質問を「答えを聞く場」ではなく「書き方を見てもらう場」として使うのが得策です。
テックジムの教材だけ購入するメリット
ここでは、テックジムの教材だけを購入することのメリットを3つに整理します。
教材だけ購入するメリット
- 通学圏外でも同じカリキュラムで学べる
- 期限に追われず自分のペースで進められる
- 市販の入門書より体系化されている
通学圏外でも同じカリキュラムで学べる
最大のメリットは、住んでいる場所で学習の選択肢が決まらなくなることです。
校舎がない地域に住んでいても、通学生と同じ教材を同じ順序で進められます。
地方在住だと、そもそも選べるスクールがオンライン専業のものに限られてしまいがちでしょう。
対面型スクールのカリキュラムを取り寄せられるという形は、選択肢としてかなり珍しいものです。
移動時間がゼロになるのも見逃せません。
片道1時間の校舎に週2回通うと月に16時間が移動に消えますが、その時間をそのまま学習に回せる計算になります。
通学圏外の人にとっての価値
- 住んでいる場所で学習の選択肢が決まらなくなる
- 対面型スクールのカリキュラムを取り寄せられる
- 移動時間がまるごと学習時間に変わる
地方在住の方が首都圏のスクールに合わせて生活を変えるのは、現実的にはかなり難しいところです。
教材を取り寄せるという形なら、いまの生活をそのまま維持したまま学習だけを足せます。
期限に追われず自分のペースで進められる
教材購入には受講期間の縛りがなく、教材そのものは手元に残ります。
Slack・Zoomのサポートには1年という期限がありますが、教材を読み進める権利が切れるわけではありません。
転勤・出産・介護など、生活が大きく変わる予定がある人にはいったん止めても再開できる形が向いているでしょう。
通学だと休会や退会の手続きが必要になるところを、教材購入なら意識せずに中断できます。
期限がないことの利点
- 教材は手元に残り、読み進める権利が切れない
- 生活が変わっても休会・退会の手続きが要らない
- 止まった期間のぶんだけ費用が増えることがない
ただし、期限がないことは裏を返せば締め切りがないことでもあります。
だからこそ、サポートの1年という期限を自分の締め切りとして使うのがおすすめです。
受講期限つきのスクールだと、生活が乱れた時期にそのまま期限切れを迎えて何も残らないという事態が起こりえます。
教材が手元に残る形なら、半年止まったあとに再開しても損失はゼロです。
市販の入門書より体系化されている
完全な独学と比べたときのメリットは、教材選びで迷わなくなる点にあります。
市販の入門書を積み上げる学び方だと、どの本をどの順番で読むかという判断まで自分で背負うことになるでしょう。
テックジムの教材は、7章ぶんの順序と作る成果物が最初から決まっています。
「次に何をやるか」を考える時間がゼロになるのは、忙しい人にとって想像以上に大きいはずです。
入門書を読み終えたのに何も作れないという状態も、独学ではよくある結末でしょう。
テックジムの教材は章ごとに動くゲームが完成する構成なので、読んで終わりになりません。
独学との違いが出るところ
- 教材選びと順序決めが要らない
- 章ごとに完成する成果物が決まっている
- 詰まったときに質問できる相手がいる
スクールに通うか独学で進めるかで迷っている段階なら、プログラミングスクールは不要?AI時代の学び方を比較もあわせて読んでみてください。
テックジムの教材だけ購入する場合の注意点
ここでは、テックジムの教材だけを購入する前に知っておきたい注意点を解説します。
購入前に知っておきたい注意点
- 郵送後の返金ができない
- テキストはデータ配布ではなく郵送のみ
- 転職支援は含まれない
郵送後の返金ができない
公式の商品ページには「商品郵送後の返金は致しませんので、ご注意ください」と明記されています。
10万円を超える買い物で返金が利かないという条件は、事前に必ず押さえておきたいところでしょう。
通学なら1ヶ月で辞めても損失は入会金と月額の55,000円ほどですが、教材購入は合わなかった場合に全額が戻らないという違いがあります。
ここが、この選択肢のいちばん重いリスクです。
購入前にやっておきたいこと
- 無料のオンライン講座に参加して教材の雰囲気を確かめる
- 無料カウンセリングで教材のサンプルを見せてもらえるか聞く
- まず1コースだけ買い、まとめ買いは完走後に判断する
だからこそ、無料のオンライン講座を先に受けて相性を確かめる手順が効いてきます。
無料カウンセリングで教材のサンプルを見せてもらえるかを聞いてみるのも、有効な自衛策になるでしょう。
ちなみに通学の場合も、退会後に再入会すると入会金33,000円が再度かかります。
どちらの形を選んでも「一度離れると戻るのに費用がかかる」構造なので、始めるタイミングは慎重に選びたいところです。
テキストはデータ配布ではなく郵送のみ
テキストはプリントの郵送のみで、データでの配布は行われていません。
オンライン受講希望者に対しては、進捗を管理しながら1章ずつ郵送する形が取られています。
紙で手元に届くこと自体は集中しやすさにつながりますが、検索や串刺し参照ができないという不便さは残ります。
「あの構文はどこに書いてあったか」を探すのに時間がかかる場面は出てくるはずです。
とはいえ、教材本体のGoogleドキュメントは画面で読める形で提供されます。
紙とオンラインを併用する前提で考えておけば、この点は大きな障害にはならないでしょう。
郵送のみという条件の影響
- キーワード検索や串刺し参照ができない
- 受け取りのために住所の登録が必要になる
- 1章ずつ届く形なので、手元に全章が揃うまで時間がかかる
1章ずつの郵送という運用も、実はペースメーカーとして働きます。
次の章が届くまでに今の章を終わらせるという区切りが、外から締め切りを作ってくれるからです。
転職支援は含まれない
テックジムには通学生向けにも転職支援や転職保証がなく、教材購入でも当然ながら含まれません。
会員向けSlackにお仕事掲示板はあるものの、専任のアドバイザーが伴走する形ではありません。
転職を最優先に考えるなら、この選択肢は入口として使い、支援は別で確保する前提が必要です。
教材で基礎を固めてから転職エージェントに登録する、という二段構えは十分に成り立ちます。
転職を目指す場合に別途必要なこと
- ポートフォリオの企画と制作を自分で進める
- 職務経歴書の作成・添削は転職エージェントに任せる
- 面接対策も外部のサービスで確保する
そもそもテックジムは月額22,000円という価格帯なので、転職支援まで求めるのは設計の違う話です。
10万円台で買える教材に50万円台のスクールと同じ機能を期待すると、どうしても物足りなさが残ってしまいます。
転職支援まで込みで選びたい場合は、AIが学べるプログラミングスクール比較11選|目的別の選び方で支援体制のあるスクールと見比べてみてください。
テックジムの教材だけ購入するのが向いていない人・向いている人
ここまでの内容を踏まえて、テックジムの教材だけを購入するのが向いていない人・向いている人をあえて言い切ります。
向いていない人の特徴
向いていない人の特徴
- 通える範囲に校舎があり、週2回以上通える人
- ひとりだと机に向かえない自覚がある人
- 転職支援を含めて任せたい人
通える人がわざわざ教材だけを買うのは、強制力と対面指導を自分から捨てることになるので割に合いません。
4ヶ月以内で走り切れるなら料金でも通学のほうが安く、あえて選ぶ理由がなくなります。
ひとりだと続かない自覚がある人も、返金が利かない教材購入は高確率で本棚の飾りになります。
これまでに買って放置した教材や、行かなくなったジムの記憶があるなら、そのパターンを疑ってみてください。
ただし、通えない事情がある人にとってはこれらは選ぶ・選ばないの話ではありません。
その場合はSlackとZoomをどう使い切るかを設計することで、弱点のかなりの部分を埋められます。
転職支援を求める人についても、教材で基礎を固めてから別途エージェントに登録するという分業なら十分に成り立ちます。
向いている人の特徴
向いている人の特徴
- 通える範囲に校舎がない地方在住の人
- 学習期間が半年以上になりそうな人
- 質問先つきの体系的な教材が欲しい独学派
特に「独学で進めたいけれど、詰まったときの質問先だけは確保しておきたい」という人には、この選択肢がぴったり噛み合います。
技術書を何冊買っても手に入らないのが、まさにその質問先だからです。
学習期間が長引きそうな人にとっても、総額が固定されるのは安心材料でしょう。
1年かけても2年かけても支払いが増えないため、ゆっくり進める前提の人と相性がよくなります。
逆に、いきなり50万円台のスクールに踏み込むのが怖いという人の一歩目としても機能します。
10万円台という価格帯は、失敗しても致命傷にならない範囲に収まっているはずです。
独学で挫折した経験がある方は、プログラミング学習で挫折する原因とAI活用で乗り越える方法もあわせて確認しておくと、同じつまずき方を避けやすくなります。
テックジムの教材だけ購入する手順と購入前の確認事項
最後に、テックジムの教材だけを購入する手順と、その前に確認しておきたいことをまとめます。
購入までの流れと確認事項
- 公式ストアで購入してから学習を始めるまでの流れ
- 購入前に無料カウンセリングで確認しておきたいこと
公式ストアで購入してから学習を始めるまでの流れ
購入から学習開始までは、大きく4つのステップで進みます。
まず公式オンラインストアでコースを選び、数量を指定してカートに入れます。
決済が済むとテキストが郵送で届き、あわせて教材のGoogleドキュメントとSlackの案内を受け取る流れです。
あとは第1章から順に手を動かしていくだけになります。
環境構築はGoogle Colaboratoryを開くだけで済むので、届いた日にそのまま1章目を始められるでしょう。
教材が届いた日にやっておきたいこと
- Slackに参加して自己紹介を投稿しておく
- Zoomの初回質問枠を予約しておく
- サポートの期限(1年後)をカレンダーに入れる
- 第1章のじゃんけんゲームを動かすところまで進める
教材が届いた日にどこまで進めるかが、その後の続き方をかなり左右します。
初日に第1章のじゃんけんゲームを動かすところまで到達しておくと、「自分でも書けた」という感覚が残って翌日に戻りやすくなりました。
逆に、届いた箱を開けずに1週間放置してしまうと、そのまま本棚に収まる確率が跳ね上がります。
届く日をあらかじめ確認して、その日の夜に2時間だけ予定を空けておくのがおすすめです。
購入前に無料カウンセリングで確認しておきたいこと
教材購入は公式ストアからそのまま買えますが、10万円を超える買い物なので事前の相談をはさむ価値は十分にあります。
無料カウンセリングは通学希望者だけのものではないので、教材購入を検討している段階でも相談してみてください。
特に確認しておきたいのは、サポート期間の起算日と、コース変更の可否です。
「購入日から1年」なのか「教材到着から1年」なのかで、使える期間が実質的に変わってきます。
カウンセリングで聞いておきたいこと
- SlackとZoomのサポート期間の起算日
- 購入後に別コースへ変更・追加購入できるか
- のちに校舎へ通う場合、入会金の扱いはどうなるか
あとから校舎へ通う可能性が少しでもあるなら、入会金の扱いは必ず聞いておきたいところです。
教材購入から通学へ切り替える際に入会金が別途かかるのかどうかで、トータルの負担が33,000円変わってきます。
相談したうえで「やはり通学のほうが自分には合う」と判断するのも、まったく無駄になりません。
10万円以上を払う前に30分話を聞くだけで、選択を間違える確率は確実に下がります。
テックジムの教材だけ購入することに関する質問
Q:テックジムの教材だけ購入することは本当にできますか?
A:できます。公式サイトの校舎一覧ページに「テックジムがない府県の方向けに一括購入をご用意しました」と案内されており、公式オンラインストアから購入する形です。
Q:教材だけ購入する場合の料金はいくらですか?
A:Python基礎コースが132,000円、AI駆動開発コースが110,000円、AIエンジニア養成コースが198,000円です。いずれも税込・送料無料で案内されています。
未経験から始めるならPython基礎コースかAI駆動開発コースが入口になり、AIエンジニア養成コースは基礎を終えた人向けの内容です。
Q:教材だけ購入した場合も質問できますか?
A:SlackとZoomのサポートが1年間有効な形で付いてきます。Slackではトレーナーへの質問と会員同士の交流ができ、Zoomは予約制のマンツーマン対応です。
Q:購入した教材が合わなかった場合は返金してもらえますか?
A:公式の商品ページに「商品郵送後の返金は致しません」と明記されています。無料のオンライン講座に先に参加するなど、相性を確かめてから購入するのが安全です。
Q:通学と教材購入はどちらが安く済みますか?
A:入会金33,000円と月額22,000円の合計が132,000円に達するのは4ヶ月半です。4ヶ月以内に走り切れるなら通学、5ヶ月以上かかるなら教材購入のほうが総額を抑えられます。
ただし通学には交通費もかかるうえ、忙しい月は月1,100円の休会でしのげるという柔軟さもあるため、自分が確保できる学習ペースから逆算して判断してみてください。
まとめ
テックジムは公式ストアで教材だけを購入でき、Python基礎コースなら132,000円で1年間の質問サポートまで付いてきます。校舎に通えない人にとっては、体系的な教材と質問先を同時に手に入れられる現実的な選択肢です。
この記事の要点
- 教材一括購入は公式に用意された正規のプランで、公式ストアから購入できる
- 価格は132,000円・110,000円・198,000円の3コース(税込・送料無料)
- SlackとZoomのサポートが1年間つき、完全な独学とは質問先の有無が違う
- 通学4ヶ月半で同額になるため、通える人はまず通学のほうが割安
- 郵送後の返金は不可・テキストは郵送のみ・転職支援は含まれない
- 通えない地方在住の人と、質問先つきの教材が欲しい独学派に向いている
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