「専門実践教育訓練給付金の対象スクールを一覧で見たい!」
「プログラミングスクールで本当に80%も戻ってくるの?」
専門実践教育訓練給付金を使うと、80万円のコースが実質16万円前後まで下がります。
ただし「最大80%」という数字だけを見て申し込むと、あとで計算が合わなくなりました。
満額の80%に届くのは、修了だけでなく転職と賃金アップまで達成した場合だけです。
しかも給付は後払いなので、受講月にはいったん全額を用意することになります。
この記事の結論
専門実践教育訓練給付金の対象になるプログラミングスクール一覧
まずは対象スクールを一覧で押さえます。
受講料の額面ではなく、給付後の自己負担額で並べると景色が変わりました。
給付金対象スクールの一覧と読み方
- 専門実践教育訓練給付金の対象10校を一覧で比較
- 実質自己負担額の順に並べ替えて見えること
- 一覧に載っていないスクールが対象かを自分で確かめる方法
専門実践教育訓練給付金の対象10校を一覧で比較
金額はすべて税込で、各スクールの給付金対象コースを基準にしています。
実質負担額の欄は最大給付(80%)が適用された場合の金額です。
| スクール | 給付金対象コースと受講料 | 実質自己負担 | 学べる領域 |
|---|---|---|---|
| techmeets | スタンダードプラン/330,000円・6ヶ月 | 66,000円 | 開発・設計・インフラなど8領域 |
| インターネット・アカデミー | DX人材養成コース/381,260円 | 76,252円 | Web制作・DX・データ活用 |
| techmeets(エキスパート) | エキスパートプラン/550,000円・6ヶ月 | 110,000円 | 実務案件の完遂まで伴走 |
| RUNTEQ | Web開発スタンダードコース/577,000円〜 | 115,400円〜 | Ruby on RailsによるWeb開発 |
| ディープロ | Webエンジニア6ヶ月コース/398,000円 | 119,400円(約7割給付) | Ruby・Rails・AWS・チーム開発 |
| テックキャンプ | エンジニア転職・短期集中スタイル | 131,560円 | Webアプリ開発・転職支援 |
| フィヨルドブートキャンプ | Railsエンジニアコース/786,720円・最長24ヶ月 | 157,344円 | Ruby on Rails・Linux・Git |
| キカガク | AI・データサイエンス人材育成コース/792,000円 | 158,400円 | AI・機械学習・データサイエンス |
| 侍エンジニア | Webエンジニア転職保証コース/594,000円・16週間 | 最大80%給付で約12万円台 | マンツーマンでのWeb開発 |
| TechAcademy | エンジニア転職保証コースほか(対象コースあり) | 公式サイトで要確認 | Web開発・AI・データサイエンス |
並べてみると、受講料が2倍違っても実質負担の差は10万円以内に収まっています。
給付金は率で効くため、額面の高いコースほど値引き額が大きくなるからでした。
実質自己負担額の順に並べ替えて見えること
この一覧を額面順ではなく自己負担順に並べると、判断の基準が変わります。
66,000円と158,400円の差は約9万円で、コース内容の違いに比べれば小さい額でした。
つまり「どれが安いか」より「どの領域を学びたいか」で選んだほうが合理的です。
AIを学びたい人が9万円を惜しんでWeb開発コースを選ぶと、目的から外れてしまいます。
一覧を見るときの優先順位
- 第1に学びたい領域(Web開発/AI/インフラ/デザイン)
- 第2に学習期間と受講形式(働きながら続けられるか)
- 第3に実質自己負担額(差は10万円以内に収まることが多い)
自己負担額を最優先にするのは、複数のコースが同じ領域で並んだときだけで十分です。
順番を逆にすると、安さで選んで途中でやめるという最悪の結果になりました。
一覧に載っていないスクールが対象かを自分で確かめる方法
この一覧はあくまで2026年8月時点の情報です。
Reスキル講座の認定には期限があり、年度が変わると対象コースが入れ替わります。
気になるスクールが載っていない場合でも、対象かどうかは自分で確認できました。
厚生労働省の教育訓練講座検索システムで、指定講座を名称や分野から検索できます。
対象かどうかを確かめる手順
- 厚生労働省の教育訓練講座検索システムで、スクール名またはコース名を検索する
- 「専門実践教育訓練」の区分で表示されるかを確認する(一般教育訓練だと給付率20%)
- 指定の有効期限が受講開始日をまたいでいるかを見る
- 最後にハローワークの窓口で、自分の受給資格と併せて確認する
スクールの公式サイトに「給付金対象」と書かれていても、区分までは書かれていないことがあります。
一般教育訓練の20%と専門実践の80%では、戻る金額が4倍違いました。
検索システムで区分を確かめるのは5分もかかりません。
数十万円の差がかかっているので、ここは面倒がらずに自分の目で見ておいてください。
専門実践教育訓練給付金の仕組みと支給される金額
制度の中身を押さえておかないと、一覧の数字を正しく読めません。
ここでは3種類ある制度の違いと、80%に届くまでの段階を整理します。
給付金の仕組みで押さえること
- 3種類ある教育訓練給付制度の違い
- 最大80%の内訳と段階的な支給
- 第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)とは
- リスキリング支援事業など他制度との違い
3種類ある教育訓練給付制度の違い
教育訓練給付制度には、一般教育訓練・特定一般教育訓練・専門実践教育訓練の3種類があります。
プログラミングスクールで話題になるのは、給付率が最も高い専門実践教育訓練でした。
3つは給付率も上限額もまったく違います。
スクールのサイトに「教育訓練給付金対象」とだけ書かれている場合、どの区分かを必ず確かめてください。
| 区分 | 給付率 | 年間上限 |
|---|---|---|
| 一般教育訓練 | 20% | 10万円 |
| 特定一般教育訓練 | 40〜50% | 25万円 |
| 専門実践教育訓練 | 50〜80% | 64万円 |
一般教育訓練の20%だと、40万円のコースでも戻るのは8万円です。
この差を知らずに「給付金があるから」と決めると、想定より重い出費になりました。
最大80%の内訳と段階的な支給
専門実践教育訓練給付金は、一度にまとめて支給される制度ではありません。
修了時・就職時・賃金上昇時の3段階に分かれています。
修了しただけでは50%までで、80%に届くのは転職して賃金が5%以上上がった場合だけでした。
この構造を知らないまま「実質16万円」で予算を組むと、資金計画が崩れます。
50%までは比較的確実に届きますが、残りの30%は自分の行動次第という設計でした。
逆に言うと、転職して年収を上げる前提で動く人にとっては、極めて強い制度です。
制度の詳しい条件は厚生労働省のページで確認できます。
第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)とは
プログラミングスクールが専門実践教育訓練の対象になる経路は、ほぼこれ一択です。
経済産業省が認定する第四次産業革命スキル習得講座、通称Reスキル講座になります。
AI・データサイエンス・クラウド・セキュリティなど、成長分野のIT講座が対象です。
Reスキル認定を受けた講座だけが、専門実践教育訓練の指定講座として扱われます。
Reスキル講座で気をつけること
- スクール全体ではなく「特定のコースだけ」が認定されている
- 認定には期限があり、年度によって対象から外れる講座もある
- 同じスクールでも安いプランは対象外のことが多い
実際、techmeetsではライトプランが対象外で、スタンダード以上だけが対象になっています。
申し込むコースが対象かどうかは、必ず申込前に窓口で確認してください。
リスキリング支援事業など他制度との違い
プログラミングスクールの割引には、専門実践教育訓練給付金以外の制度も使われています。
混同されやすいのが、経済産業省の「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」でした。
こちらは厚生労働省の給付金とは財源も条件も別の補助金です。
雇用保険の被保険者期間が足りない人でも使える一方、転職支援を受けることが前提になります。
| 制度 | 所管 | 補助率と条件 |
|---|---|---|
| 専門実践教育訓練給付金 | 厚生労働省 | 50〜80%・雇用保険の被保険者期間が要る |
| リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業 | 経済産業省 | 最大70%・在職者が転職支援とセットで利用 |
| スクール独自のキャッシュバック | 各スクール | 条件は各社が設定・併用可否も各社次第 |
ポテパンキャンプやウズウズカレッジは、この経済産業省の補助金を軸に組み立てています。
同じ「給付金」という言葉でも、条件も上限もまるで違いました。
どちらが自分に向くかは、雇用保険の加入状況で機械的に決まります。
加入期間が足りない人は、リスキリング支援事業を使う学校を先に見たほうが早いです。
専門実践教育訓練給付金を受け取れる人の条件
制度が使えるかどうかは、スクール側ではなく本人の雇用保険の履歴で決まります。
ここを勘違いしたまま申し込むと、給付ゼロで全額負担という結果になりました。
受給できるかを決める条件
- 雇用保険の被保険者期間という前提
- 在職者と離職者で変わる条件
- 対象にならない人の典型
雇用保険の被保険者期間という前提
専門実践教育訓練給付金の支給要件期間は、原則として3年以上です。
ただし過去に教育訓練給付を一度も受けていない場合は、2年以上で受けられます。
2014年10月以降に一度でも給付を受けたことがあると、原則どおり3年以上が必要になります。
また、前回の受給から3年以上あけることも条件です。
支給要件期間の目安
- 初めて教育訓練給付を使う:雇用保険の被保険者期間が通算2年以上
- 過去に受給したことがある:通算3年以上かつ前回から3年経過
- 期間は転職をまたいでも通算できる(空白が1年以内なら継続扱い)
自分の被保険者期間は、ハローワークで照会すればその場で確認できます。
ここは推測で判断せず、必ず窓口で数字を出してもらってください。
在職者と離職者で変わる条件
在職中でも離職中でも、専門実践教育訓練給付金は使えます。
ただし離職者の場合は、離職日の翌日から受講開始日までが1年以内という条件が付きました。
この1年を過ぎると、被保険者期間が足りていても対象外になります。
退職してからゆっくり考えようとすると、この期限に引っかかりやすいので注意してください。
妊娠・出産・育児・疾病などの理由がある場合は、適用期間の延長を申請できます。
離職者が見落としやすい期限
- 離職日の翌日から1年以内に受講を開始する必要がある
- 受講開始の14日前までに受給資格確認の手続きを終える
- 延長が必要な場合は、理由が発生してから早めに申請する
期限は動かせませんが、手続きさえ間に合えば離職者のほうが学習時間は確保しやすいです。
失業給付との併用が可能なケースもあるため、退職前に一度窓口で相談しておくと安心でした。
対象にならない人の典型
雇用保険に入っていない働き方をしている人は、そもそも対象になりません。
フリーランス・個人事業主・会社役員・公務員が、その代表です。
フリーランスから正社員のエンジニアを目指すケースでは、給付金は当てにできません。
この場合は月額型のスクールや、10万円台の独学プランを軸に組み立ててください。
対象外になる働き方
- フリーランス・個人事業主(雇用保険の被保険者ではない)
- 会社役員・公務員
- 雇用保険に加入していない短時間勤務のパート・アルバイト
- 学生(在学中でアルバイトのみの場合)
対象外でも、道が閉ざされるわけではありません。
自分が該当するかどうかはプログラミングスクールの給付金対象者は?条件と実質負担額を検証でも整理しています。
会社員として雇用保険に入っていた期間があるなら、退職後1年以内は権利が残ります。
フリーランスになったばかりの人は、この1年をうまく使うと給付金が間に合いました。
すでに1年を過ぎている場合は、フィヨルドブートキャンプの月額32,780円のような、給付金を前提にしないコースが現実的です。
月額型なら初期費用も小さく、続けられなければ止められます。
専門実践教育訓練給付金で自己負担が軽いプログラミングスクール
一覧のうち、実質自己負担が10万円前後に収まる3校を詳しく見ます。
いずれも受講料そのものが抑えめで、給付後の負担が軽くなる設計でした。
自己負担が軽い給付金対象スクール
- techmeets|実質66,000円から受けられる
- インターネット・アカデミー|DX人材養成コースが実質76,252円
- ディープロ|働きながら6ヶ月で実質119,400円
techmeets|実質66,000円から受けられる
(出典:techmeets)
techmeetsは、8つの領域を横断して学べるオールジャンル型のスクールです。
給付金対象はスタンダードプラン(330,000円)とエキスパートプラン(550,000円)になります。
条件を満たすとスタンダードは実質66,000円、エキスパートは実質110,000円まで下がりました。
一覧の中では最も自己負担が軽い部類です。
techmeetsのプランと給付
- ライトプラン:3ヶ月・165,000円(給付金対象外)
- スタンダードプラン:6ヶ月・330,000円 → 実質66,000円
- エキスパートプラン:6ヶ月・550,000円 → 実質110,000円
- 給付は修了時50%→転職後+20%→賃金5%上昇で+10%の段階制
安いライトプランを選ぶと給付の対象外になる点だけ気をつけてください。
165,000円のライトプランより、330,000円のスタンダードのほうが自己負担は軽くなるという逆転が起きます。
カリキュラムはプログラミングだけでなく、セキュリティ・ネットワーク・サーバー・データベース・デザイン・ITビジネス教養まで広がっています。
ITスキル標準レベル4相当を目標に据えているため、入口が広いぶん学ぶ量も多めでした。
給付の条件と実質負担の詳細はtechmeetsの給付金は最大80%?条件と実質負担額を解説にまとめました。
インターネット・アカデミー|DX人材養成コースが実質76,252円
インターネット・アカデミーは1995年開校の老舗で、Reスキル講座を13コース持っています。
対象コースの数だけなら、この一覧の中で最多でした。
DX人材養成コースは381,260円で、給付金が適用されると実質76,252円まで下がります。
データストラテジストコースなら638,264円が実質127,653円という計算です。
| Reスキル講座 | 受講料 | 給付適用後 |
|---|---|---|
| DX人材養成コース | 381,260円 | 76,252円 |
| データストラテジストコース | 638,264円 | 127,653円 |
| ITエンジニア転職コース | 996,545円 | 356,545円 |
ITエンジニア転職コースの自己負担が大きいのは、給付の上限64万円に当たるためです。
受講料が80万円を超えると、給付率80%より上限額のほうが先に効いてきました。
受講生・卒業生向けの求人を常時600社以上抱えており、グループ会社が人材紹介まで担っています。
校舎は新宿の1拠点だけですが、オンライン受講にも対応済みです。
受講スタイルの選択肢
- ライブ授業:決まった時間に講師の授業を受ける
- マンツーマン授業:自分の課題に合わせて個別指導を受ける
- オンデマンド授業:動画で自分のペースに合わせて進める
この3つは組み合わせて使えます。
平日は動画で進めて、週末だけ教室で質問するという配分ができるのは、働きながら学ぶ人には効きました。
Web技術の国際標準化団体W3Cに日本の民間教育機関として初めて加盟した経歴もあります。
老舗ならではの安定感を重視するなら、候補から外す理由は見当たりません。
ディープロ|働きながら6ヶ月で実質119,400円
(出典:ディープロ)
ディープロのWebエンジニア6ヶ月コースは398,000円で、働きながら通える設計です。
専門実践教育訓練給付金の対象で、約7割の給付なら実質119,400円まで下がりました。
フルタイムで走り切る4ヶ月短期集中コースは797,800円で、実質239,340円になります。
Ruby・Ruby on Rails・AWSに加え、チーム開発まで扱う点が実務寄りです。
ディープロを選ぶ判断材料
- 年齢・経歴不問で転職サポートを受けられる
- 月額1,010円のライトプランから相性を試せる
- 品質保証制度(条件を満たせば全額返金)がある
カリキュラムの難易度が高く、挫折しやすいという声もあります。
ただ月額制プランで先に触れておけば、いきなり長期コースに飛び込むリスクは避けられました。
この一覧の中で、年齢に一切の線を引いていない数少ない学校でもあります。
30代・40代で他校の転職サポート対象から外れてきた人にとって、事実上の受け皿になっていました。
給付金の細かい条件はディープロの給付金|受講料が実質いくらになるかまで詳しく解説で確認できます。
専門実践教育訓練給付金で選べる分野別のプログラミングスクール
自己負担額の差が10万円以内に収まるなら、次に見るべきは学べる領域です。
ここではAI・Web開発・Railsという3方向から、それぞれの代表校を挙げます。
分野別に見る給付金対象スクール
- キカガク|AI・データサイエンスに特化
- RUNTEQ|Web開発と自社開発企業への転職
- フィヨルドブートキャンプ|期限なしでRailsを深く
キカガク|AI・データサイエンスに特化
キカガクのAI・データサイエンス人材育成コースは792,000円・6ヶ月です。
給付金の条件を満たすと実質158,400円まで下がります。
大手転職サービスのdodaと連携した転職支援を受けられる点が、他校との違いになります。
有料職業紹介事業の許可も保有しているため、自社で求人を扱えました。
キカガクの特徴
- 数学パートから積み上げる構成で、文系出身者でも追える
- 受講後もコンテンツを見放題で使える
- 推奨される学習ペースは週10〜15時間
学習ボリュームが多く、時間を確保できないと脱落します。
逆に半年間を確保できるなら、AI領域では有力な選択肢でした。
給付金対象コースには、2ヶ月・264,000円の生成AIビジネス実践コースもあります。
こちらは最大80%の給付で実質52,800円と、この一覧のどのコースより自己負担が軽い設定でした。詳細はキカガクの給付金は誰が対象になる?条件と実質負担額を解説にあります。
RUNTEQ|Web開発と自社開発企業への転職
RUNTEQのWeb開発スタンダードコースは、5〜9ヶ月・約1,000時間の実践型カリキュラムです。
スキルアップ向けが577,000円、転職向けが657,000円という設定になります。
給付金が適用されると実質115,400円から受講できました。
公式サイトには、Rubyアソシエーションの認定教育機関である旨が掲示されています。
RUNTEQを選ぶ前に確認したいこと
- 35歳以上は転職サポートの対象外(学習自体は受講できる)
- Python×AIコースは給付金の対象外
- 約1,000時間という学習量を確保できるかが前提になる
年齢条件があるぶん、35歳以上の方は転職エージェントの併用が前提になります。
それでもカリキュラムの実務度は高く、ポートフォリオの完成度で評価されている学校でした。
給付金の対象になるのはWeb開発スタンダードコースだけという点にも注意が要ります。
AIを学びたいからとPython×AIコースを選ぶと、給付はまったく効きませんでした。
分割払いは月々27,700円からで、24回払いに対応しています。
立て替えの負担を平準化したい人には、この選択肢が現実的になります。
フィヨルドブートキャンプ|期限なしでRailsを深く
フィヨルドブートキャンプには、給付金対象のRailsエンジニアコースがあります。
786,720円・最長24ヶ月で、最大80%の給付なら自己負担157,344円です。
給付金を使わない標準コースは、入会金0円・月額32,780円のサブスク型になります。
学習期間に制限がなく、自分のペースで進められる点がこの学校の性格でした。
2つのコースの使い分け
- 給付金対象Railsエンジニアコース:786,720円(最長24ヶ月)→ 実質157,344円
- 標準コース:月額32,780円・期間制限なし(給付金対象外)
- 3日間の無料体験あり・機能制限なし
半年で走り切れるなら月額型のほうが安く済みます。
1年以上かかりそうなら、給付金対象コースのほうが総額を抑えられました。
卒業までの学習時間の目安は、未経験で1,200時間程度とされています。
1日2時間なら約2年、1日8時間なら約半年という幅の広さが、そのまま料金の選び方に直結しました。
給付金対象コースの受講条件には、受講開始14日前までのキャリアコンサルティングも含まれます。
月額型から途中で切り替えることはできないので、最初にどちらで行くかを決めておいてください。
専門実践教育訓練給付金の申請手順と取りこぼしやすい注意点
制度を使えるかどうかは、手続きの順番で決まります。
順番を間違えると、条件を満たしていても1円も戻ってきませんでした。
申請で押さえること
- 受講前にやることの順番
- 受講中と修了後の申請タイミング
- 受講月に全額を立て替える資金繰り
受講前にやることの順番
最初にやるのは、スクールへの申し込みではありません。
ハローワークでの受給資格確認と、キャリアコンサルティングが先に来ます。
受講開始日の14日前までに手続きを終えていないと、給付金は受け取れません。
ここが最大の落とし穴で、申し込んでから気づいても取り返しがつかない部分でした。
キャリアコンサルティングでは、ジョブ・カードという書類を作成します。
これは職務経歴やキャリアプランを整理する国の様式で、有資格のキャリアコンサルタントと面談しながら作り上げるものでした。
受講前にやることの順番
- 受けたいコースがReスキル講座の指定を受けているかを確認する
- ハローワークで支給要件照会を行い、自分の被保険者期間を確かめる
- キャリアコンサルティングを受けてジョブ・カードを作成する
- 受講開始日の14日前までに受給資格確認の手続きを完了する
- そのうえでスクールに申し込み、受講を開始する
スクールが手続きを案内してくれることも多いので、無料相談の段階で聞いておくとスムーズです。
スクール選びの段階から給付金の話を出すと、対象コースかどうかもその場で確認できました。
キャリアコンサルティングは予約が必要で、混み合う時期は2〜3週間待つこともあります。
受講開始日から逆算して、1ヶ月以上の余裕を持って動き始めてください。
受講中と修了後の申請タイミング
受講が始まったら、6ヶ月ごとにハローワークへ支給申請を出します。
ここで受講費用の50%が支給される流れです。
修了後は、1年以内に雇用保険の被保険者として就職すると20%が追加されます。
この追加分の申請期限を過ぎて、数十万円を取り逃がす人が一定数います。
申請で取りこぼしやすいところ
- 修了後の追加支給には、就職から一定期間内の申請が必要
- 賃金5%上昇による追加10%は、さらに別の申請になる
- 申請には受講証明書・領収書・賃金台帳などの書類が要る
領収書や受講証明書は、修了後まで必ず保管しておいてください。
再発行に時間がかかると、申請期限に間に合わなくなります。
賃金5%上昇による追加分は、転職後の給与明細や賃金台帳で証明します。
転職先の人事に書類を依頼することになるので、入社時に「給付金の申請で書類が要る」と伝えておくと後が楽でした。
受講月に全額を立て替える資金繰り
ここは制度の説明ではあまり強調されませんが、実務上いちばん効く話です。
給付は後払いのため、受講の申し込み時点では受講料の全額を支払います。
実質16万円のコースでも、最初に用意するのは79万円という現実がありました。
分割払いに対応しているスクールもありますが、手数料が乗る点は見ておいてください。

手元資金が厳しいなら、受講料そのものが安いコースを選ぶ判断もあります。
330,000円のtechmeetsのスタンダードプランなら立て替え額も小さく、給付までの負担が軽くなりました。
立て替え額から逆算するときの目安
- 受講料330,000円:立て替えは33万円・給付後の自己負担66,000円
- 受講料398,000円:立て替えは40万円弱・給付後の自己負担119,400円
- 受講料792,000円:立て替えは79万円・給付後の自己負担158,400円
分割払いを使えば月々の負担は下げられますが、手数料が総額に乗ります。
自分の条件で実質負担がいくらになるかは、プログラミングスクール診断で試算できます。
専門実践教育訓練給付金とプログラミングスクールに関する質問
Q:専門実践教育訓練給付金は本当に80%戻ってきますか?
A:条件を全部満たせば戻りますが、基本ラインは50%です。修了時点で50%、修了後1年以内に雇用保険の被保険者として就職すると70%、さらに賃金が5%以上上がると80%という段階制になっています。予算は50%を前提に組んでおくと安全です。
Q:どのプログラミングスクールが対象か、一覧はどこで確認できますか?
A:厚生労働省の教育訓練講座検索システムで、指定講座を検索できます。この記事の一覧は2026年8月時点の情報なので、申込前には必ず最新の指定状況を確認してください。スクール全体ではなく特定のコースだけが対象という点にも注意が要ります。
Q:在職中でも専門実践教育訓練給付金は使えますか?
A:使えます。雇用保険の被保険者期間が通算2年以上(過去に受給歴がある場合は3年以上)あれば、在職中でも対象です。むしろ離職者は「離職日から1年以内に受講開始」という期限があるため、在職中のほうが日程を組みやすい面があります。
Q:給付金対象コースは高いので、安いコースを選んだほうが得ですか?
A:一概には言えません。給付金は率で効くため、額面が高いコースほど値引き額も大きくなります。
この記事の一覧でも、受講料が2倍違っても実質負担の差は10万円以内でした。ただし受講月には全額を立て替えるので、手元資金が厳しい場合は安いコースが現実的です。
まとめ
専門実践教育訓練給付金の対象スクールは、実質自己負担で並べると6万円台から16万円台に収まります。差は10万円以内なので、金額より学べる領域で選んだほうが失敗しません。ただし給付は後払いで、基本ラインは修了時の50%だという点は押さえておいてください。
techmeetsをおすすめする人
techmeetsがおすすめな人
- 自己負担額をできるだけ抑えたい人
- 開発だけでなくインフラやデザインまで触れたい人
- 立て替える金額を30万円台に抑えたい人
ディープロをおすすめする人
ディープロがおすすめな人
- 働きながら6ヶ月で転職まで進めたい人
- 年齢制限を気にせず転職サポートを受けたい人
- 月額プランで相性を試してから決めたい人

