「RUNTEQに入れば案件獲得までできるようになるの?」
「フリーランスとして早く案件を獲得したい!」
受講料60万円超のスクールに申し込むなら、案件獲得という具体的な成果につながるかどうかは絶対に外せない判断基準だと思います。この記事では、RUNTEQの公式サイトを実際に確認したうえで、案件獲得に関する実態と、卒業後にフリーランスとして案件を得るまでの現実的な道筋を解説します。
先に結論をお伝えすると、RUNTEQには「案件獲得保証」という制度はありません。RUNTEQが提供しているのは自社開発企業への就職支援であり、案件獲得はその先にある卒業生自身の行動にかかっています。
この記事の結論
- RUNTEQに「案件獲得保証」の制度があるかどうかの事実確認
- 就職先実績・年収データから見える案件獲得の土台
- 卒業後にフリーランスとして案件を獲得する3つのステップ
- 受講料・給付金・向いていない人の判断基準
RUNTEQで案件獲得は目指せるのか
結論から言うと、RUNTEQに申し込む前に「案件獲得」という言葉が具体的に何を指しているのか、一度立ち止まって整理しておいたほうがいいです。
「案件獲得保証」は公式サイトに明記されていない
私は今回、RUNTEQの公式サイトとアフィリエイトプログラムの提携資料を直接確認しました。
結果として、「案件獲得を保証する」という文言はどこにも見当たりませんでした。
公式サイトのトップページには「自由に働きたいなら現場で戦える力を」というキャッチコピーが掲げられていて、フリーランス的な働き方への憧れを刺激する打ち出し方はされています。ただし、これはあくまで学習の先にある可能性の提示であり、案件を保証する制度ではありません。
提携資料に記載されている成果地点も「無料キャリア相談会への出席」と「入学」の2つだけです。案件獲得やフリーランス転向を成果条件にした制度は存在しません。この事実を最初に押さえておくと、期待値のズレによる後悔を防げます。
無料相談会でカウンセラーに直接聞いても、答えは同じです。
案内されるのは転職・キャリア形成に関する支援内容が中心で、「入学すれば案件が自動的に回ってくる」といった説明はされません。案件獲得という言葉に期待しすぎず、まずは就職支援スクールとしての実力を見極める姿勢で臨むのが妥当だと思います。
就職(自社開発企業)支援がRUNTEQの一番の強み
公式サイトで最も強調されているのは、案件獲得ではなく就職支援です。Web系企業への就職率94%、受講生満足度96%という数値が前面に出ていて、キャリアアドバイザーによる書類添削・面接対策もセットで提供されています。
就職支援は「RUNTEQ Agent」という自社の転職エージェント機能を通じて行われます。志望動機の整理から技術面接の対策まで、未経験からのエンジニア就職に特化した伴走体制が組まれている点は、独学だけで転職活動を進めるルートにはない強みです。
「RUNTEQ 案件獲得」というキーワードで検索する方の多くは、卒業後すぐにフリーランスとして自由に働きたいと考えているはずです。
ただ、RUNTEQというスクールの設計思想自体は、まず正社員として実務経験を積むことを前提にしています。この前提のズレを理解したうえで申し込むかどうかを判断したほうが、入学後の後悔を防げると私は感じています。
RUNTEQの就職先実績からわかる案件獲得の土台
案件獲得の話をするうえで、RUNTEQの就職先実績は避けて通れないデータです。
(出典:RUNTEQ公式サイト)
ここでは、内定率と年収データから、案件獲得につながる実務経験がどう積み上がるのかを見ていきます。
RUNTEQの就職実績データ
- Web系企業への就職率94%・自社開発企業中心の実績
- 実務経験を積んだ後の年収レンジと案件単価への影響
内定率94%・自社開発企業中心の就職先実績
RUNTEQの就職先には、GMOメディア株式会社やアルサーガパートナーズ株式会社など、自社開発を手がける企業が多く並んでいます。受託開発やSESと違って、自社サービスの企画・設計・運用まで一気通貫で関われる環境が中心です。
転職後の想定年収は400万円台からスタートし、経験を積むことで600万円台まで伸びるケースが多いというデータも出ています。
自社開発企業での実務経験は、案件獲得の際に発注者へ提示できる最も説得力のある実績になります。ポートフォリオだけでは伝わらない「実際のプロダクト開発でどう動いたか」という経験が、フリーランス転向後の信用材料になるからです。
求人サイトのデータを見ても、エンジニア職の求人倍率は他の職種より高い水準が続いています。実務経験を持つ人材への需要自体は当面縮小しにくく、まず就職という土台を作ってから案件獲得に動く戦略は、市況の面でも理にかなっています。
自社開発企業での実務経験が案件受注時の信用になる理由
フリーランスとして案件を獲得する際、発注者が最も気にするのは「本当に納品まで責任を持って動けるか」という一点です。未経験に近いスキルセットでいきなり独立すると、この信用を得るための材料が乏しく、単価も低くなりがちです。
実務経験が案件獲得で効く場面
- 要件定義から運用保守まで一貫した経験を職務経歴として説明できる
- 本番環境でのバグ対応・障害対応の経験を具体的に語れる
- チーム開発でのコードレビュー・Git運用の経験が信頼材料になる
私自身、リモートワーク中心でチームの設計・実装・運用に関わってきましたが、案件を任せる側になって痛感するのは「経験の裏付けがある人ほど発注しやすい」という単純な事実です。RUNTEQ経由での就職はこの裏付けを作る手段として機能していると考えています。
逆に言えば、実務経験を積む前の段階でいきなり高単価案件を狙うと、実力と単価のミスマッチが起きやすい状況です。就職を挟むルートは遠回りに見えて、案件単価の下振れを防ぐリスクヘッジにもなっています。
RUNTEQのカリキュラムで身につく案件獲得に必要なスキル
就職先実績の次は、RUNTEQのカリキュラムそのものが案件獲得にどう役立つかを見ていきます。
ここでは、1,000時間のカリキュラム内容と、オリジナルアプリ制作が案件受注力にどうつながるかを解説します。
案件獲得につながるRUNTEQのカリキュラム
- 1,000時間の課題解決型カリキュラムで身につく実務スキル
- オリジナルアプリのポートフォリオが案件受注力になる理由
1,000時間のカリキュラムと課題解決型学習
RUNTEQのカリキュラムは、単に写経して動かすだけの学習とは設計が異なります。既存サービスのバグ修正や新機能追加といった、実務に近い課題形式を積み重ねる構成になっていて、コードリーディング力や自走力が自然と鍛えられる仕組みです。
習得する技術範囲もRuby on Railsを中心に、Python、Docker、AIといった領域まで広く設計されています。
案件によって求められる技術スタックは異なるので、学習段階でカバーできる範囲が広いことは、案件獲得後の対応力にも直結してきます。
24時間対応のAI講師が導入されている点も特徴です。
現役エンジニア講師の教え方をもとに開発されていて、答えをそのまま渡すのではなく、考える力を引き出す対話形式でサポートしてくれます。学習が止まりにくい環境は、9ヶ月という長期カリキュラムを走り切るうえで地味に効いてくるポイントです。
オリジナルアプリのポートフォリオが案件受注力になる
RUNTEQでは、企画から開発・運用・改善まで一貫して行うオリジナルWebアプリを制作します。単なる制作物ではなく、課題発見力やビジネス思考まで含めて評価されるポートフォリオになる点が特徴です。
2025年10月以降のカリキュラム刷新でReact×TypeScriptなど最新フレームワークへの対応も進んでいて、AI駆動開発カリキュラムを使えば自作アプリにAI機能を組み込むこともできます。
フリーランスとして案件を探す段階では、このポートフォリオが「何を作れる人か」を示す最初の名刺代わりになります。案件獲得の初速を上げたいなら、就職活動用に作って終わりにせず、独立後も見せられる形で磨き続けておくのがおすすめです。
面談やカジュアル面談でポートフォリオの話をする機会があれば、完成度だけでなく「なぜその機能を作ったのか」という意思決定の背景まで語れるようにしておくと、案件獲得の場面でも説得力が増します。
RUNTEQ卒業後にフリーランスとして案件を獲得する3つのステップ
ここまで見てきた実績とスキルを踏まえて、RUNTEQ卒業後にフリーランスとして案件を獲得するまでの現実的な流れを整理します。
卒業後にフリーランス案件を獲得する3つのステップ
- 【ステップ1】まず自社開発企業で実務経験を積む
- 【ステップ2】副業案件から小さく実績を作る
- 【ステップ3】エージェント・クラウドソーシングで案件を広げる
【ステップ1】まず自社開発企業で実務経験を積む
卒業してすぐにフリーランスを目指す気持ちはよくわかりますが、実務未経験のまま独立すると、案件の選択肢がかなり狭まります。RUNTEQのキャリアサポートを使って自社開発企業への就職を決め、最低でも1〜2年は現場で実務経験を積むのが遠回りに見えて実は近道です。
この期間で得られるのは、コードを書くスキルだけではありません。要件のすり合わせ方、進捗報告の粒度、障害発生時の動き方など、案件を任せる側が実際に評価するのはこうした「現場感覚」の部分です。
在籍期間の目安としては、最低1年、できれば2年ほど実務に触れておくと、独立後に語れる経験の幅が変わってきます。
短すぎる在籍期間は、発注者から見て「まだ実務に慣れていないのでは」という懸念材料にもなりかねません。
独立準備から案件獲得までの全体像を先に押さえておきたい方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
📖 詳しく読む
【ステップ2】副業案件から小さく実績を作る
実務経験が半年〜1年ほど積み上がってきたら、いきなり独立するのではなく、在職中に副業として小さな案件を受けてみるのがおすすめです。継続案件につなげるコツを押さえておくと、独立後の収入の安定にもつながります。
副業として実績を作る段階では、案件単価よりも「継続して発注してもらえる関係を作れるか」を優先したほうがいいです。
単価の低い案件でも、丁寧な対応を重ねることで次の案件や紹介につながるケースは珍しくありません。
副業案件で実績を作るときのポイント
- 納期を必ず守り、進捗報告をこまめに行う
- 小さな案件でも成果物の品質にこだわる
- クライアントとの関係を1回で終わらせず継続案件につなげる
副業で実績なしから初案件を獲得する具体的な手順は、以下の記事でも詳しく解説しています。
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【ステップ3】エージェント・クラウドソーシングで案件を広げる
副業案件で一定の実績と職務経歴が固まったら、フリーランスエージェントやクラウドソーシングに登録して案件の間口を広げる段階に進みます。エージェント型は単価交渉や契約周りを任せられる分安心感があり、クラウドソーシング型は案件数の多さが強みです。
この段階まで来ると、RUNTEQ在籍中に作ったポートフォリオと、副業で積んだ実務経験の両方を職務経歴書に書けるようになります。
スクール卒業直後の状態と比べて、提示できる材料の厚みがまったく違うことを実感できるはずです。
自分の経験年数や稼働スタイルに合わせてどのサービスを使うべきかは、以下の記事でサービスごとに比較しています。
📖 詳しく読む
ここまでの3つのステップを、期間の目安とあわせて図にまとめました。
RUNTEQの受講料金と給付金制度
案件獲得までの投資判断に欠かせない、受講料金と給付金の情報を整理します。
RUNTEQの料金と給付金の要点
- コース別の受講料金と分割払いの選択肢
- 専門実践教育訓練給付金で最大80%が戻る仕組み
コース別の受講料金
RUNTEQには、Web開発スタンダードコースとPython×AIコースの2つが用意されています。どちらも学習時間の目安は1,000時間、受講期間は5〜9ヶ月です。
分割払いにも対応していて、Web開発スタンダードコースは月々27,700円から、Python×AIコースは月々22,600円から支払える設計です。
まとまった一括費用を用意できない場合でも、分割を選べば受講開始のハードルは下げられます。
他のスクールと料金・特徴を比較すると、以下のようになります。
案件獲得を最優先に考えるなら、就職経由で実務経験を積む前提のRUNTEQ・ポテパンキャンプと、副業やフリーランスを見据えたコース構成のZeroPlusでは狙いどころが違う点を押さえておくといいです。
専門実践教育訓練給付金で最大80%還元
Web開発スタンダードコースは、厚生労働省が認定した専門実践教育訓練給付制度の対象講座です。条件を満たすと、支払った受講料の最大80%が給付金として戻ってきます。657,000円のコースが実質131,400円になる計算です。
Python×AIコースはこの給付金の対象外なので、申し込み前にどちらのコースが対象かを必ず確認してください。制度の詳細や自分が対象になるかどうかは、厚生労働省の教育訓練給付金ページで確認するか、雇用保険被保険者証を用意したうえで管轄のハローワークに直接問い合わせるのが確実です。
RUNTEQでの案件獲得が向いていない人
ここまでの情報を踏まえて、RUNTEQ経由での案件獲得ルートが向いていない人を正直にお伝えします。
RUNTEQが向いていない人の条件
- 卒業後すぐに独立したい人には遠回りになる
- 自走して学習を進められない人は挫折しやすい
すぐにフリーランスとして独立したい人には遠回り
RUNTEQの設計は「まず就職、その後にキャリアの選択肢を広げる」という前提です。卒業した瞬間からフリーランスとして案件を獲得したい人にとっては、就職を挟む分だけ独立までの期間が伸びます。
すぐに独立したい人には、副業・フリーランス志向のコースを持つスクールのほうが期待とのズレが小さいです。「案件獲得」というキーワードで検索してこの記事にたどり着いた方の中には、この前提の違いに気づかないまま申し込んでしまう人も一定数いると考えられます。
逆に、実務経験を積む期間を惜しまない人にとっては、RUNTEQの就職支援は案件獲得の遠回りではなく、むしろ最短ルートになり得ます。自分がどちらのタイプかを申し込み前に一度整理しておくといいです。
自走して学習を進められない人は挫折しやすい
1,000時間・5〜9ヶ月という学習量は決して短くありません。24時間対応のAI講師や現役エンジニアのサポートはあるものの、最終的に手を動かすのは自分自身です。
申し込み前に確認したい注意点
- 平日2時間・週末8〜10時間程度の学習時間を確保できるか
- エラーの原因を自分で調べる姿勢を持てるか
- 9ヶ月間、モチベーションを維持できる目標があるか
受け身の姿勢で「教えてもらえば何とかなる」と考えている人は、案件獲得以前にカリキュラムを完走できずに挫折するリスクが高いです。この点は、受講料を払う前に自分自身で正直に確認しておくべきポイントだと思います。
過去に独学でエラーの原因調査を投げ出した経験がある人は、AI講師やコードレビューのサポートがあっても同じパターンを繰り返しやすい傾向があります。
挫折の原因が「教材の質」ではなく「自分の取り組み方」にある場合、スクールを変えても根本的な解決にはなりません。
RUNTEQの案件獲得に関する質問
Q:RUNTEQには案件獲得保証がありますか?
A:ありません。公式サイトと提携資料を確認しましたが、案件獲得を保証する制度は存在せず、成果地点は無料キャリア相談会への出席と入学のみです。RUNTEQが提供しているのは就職(自社開発企業)への支援です。
Q:RUNTEQ卒業後、どのくらいでフリーランスとして案件を獲得できますか?
A:就職を経由するルートを想定すると、実務経験を1〜2年積んだ後に副業案件を経て独立するのが現実的な目安です。卒業直後の即独立は案件の選択肢が狭くなりやすいため推奨しません。
Q:Python×AIコースでも給付金は使えますか?
A:使えません。専門実践教育訓練給付制度の対象はWeb開発スタンダードコースのみです。Python×AIコースを検討している場合は、給付金なしの料金で予算を組む必要があります。
Q:働きながらRUNTEQを受講して案件獲得を目指せますか?
A:可能です。平日2時間・週末8〜10時間程度の学習時間を確保できれば、働きながら9ヶ月程度で卒業できる設計になっています。ただし学習と実務経験の両立にはそれなりの体力と時間管理が必要です。
まとめ
RUNTEQは案件獲得を保証するスクールではなく、自社開発企業への就職を軸にキャリアの土台を作るスクールです。この前提を理解したうえで、就職→副業→独立という現実的なステップを踏めば、案件獲得までの道筋は十分に描けます。
この記事の要点
- RUNTEQに「案件獲得保証」の制度はなく、就職支援が主軸
- Web系企業への就職率94%・自社開発企業中心の実績が土台になる
- 卒業後は就職→副業案件→エージェント活用の順で案件獲得を目指すのが現実的
- Web開発スタンダードコースは給付金適用で実質131,400円
- すぐに独立したい人・自走できない人には向いていない
案件獲得までの道のりは人によって違います。焦って独立を急ぐより、自分にとって無理のないペースを見極めることが、結果的に一番の近道になります。
あなたにとって次の一歩は、就職でしょうか、それとも副業からの小さな一歩でしょうか。
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