「プログラミングスクールに働きながら無料で通えるの?」
「無料スクールの条件と、対象外だったときの選択肢を知りたい!」
受講料が0円のプログラミングスクールは実在しますが、誰でも入れるわけではありません。
無料枠には年齢の上限があり、1歳超えただけで全額有料に切り替わります。
結論を先に書くと、働きながら費用を抑えて学ぶルートは、完全無料スクール・給付金の活用・月額数千円の格安プランという3つに整理できます。
それぞれの条件と実際の金額を比べながら、自分が使えるルートを見極めていきましょう。
この記事の結論
- 完全無料のスクールは29歳・30歳以下という年齢条件つきで、受講料は採用企業が負担している
- 年齢条件を超えた人は、教育訓練給付金で実質6万円台まで下げるルートが現実的
- まず試したいだけなら、月額1,280円〜の格安プランで適性を確かめる手もある
年齢条件に当てはまるならウズウズカレッジやポテパンキャンプの無料コース、外れているなら給付金対象校という順で検討するのが基本になります。
プログラミングスクールを働きながら無料で使う3つのルート
「無料」と一口に言っても、成り立ちの違う仕組みが3種類あります。
ここでは、完全無料スクール・給付金による実質無料化・無料コースの3つを整理して、それぞれが誰向けなのかを確認します。
働きながら費用を抑えて学ぶ3つのルート
- 受講料が0円の完全無料スクールを使う
- 教育訓練給付金で実質負担を大きく下げる
- 無料コース・月額数千円のプランで小さく始める
受講料が0円の完全無料スクールを使うルート
もっとも負担が軽いのが、受講料そのものが0円のスクールです。
ポテパンキャンプのU29コースは29歳以下限定で完全無料、ウズウズカレッジのウズカレITは30歳以下限定で完全無料という条件になっています。
どちらもオンラインで、終業後や休日に学べる体制が整っているため、在職中でも受講を進められるでしょう。
受講料が0円という点だけを見ると出来すぎに感じますが、費用は採用企業が負担する仕組みになっています。
気をつけたいのは、この2校で学べる領域が違うことです。ポテパンキャンプはWeb系開発が中心で、ウズウズカレッジは開発・インフラ・組込みの3方向から選べます。

完全無料ルートが向いている人
- 29歳以下または30歳以下で、エンジニアへの転職を目指している人
- 提携企業からの求人紹介を受け入れられる人
- 初期費用をまったくかけずに始めたい人
教育訓練給付金で実質負担を下げるルート
年齢条件から外れた人にとって、現実的な選択肢がこちらです。
厚生労働省の専門実践教育訓練給付金は、条件を満たすと受講料の最大80%(年間上限64万円)が戻ってくる制度です。
たとえばtechmeetsのスタンダードプランは330,000円ですが、最大適用時の実質負担は66,000円まで下がります。完全無料ではないものの、有料コースの中身をそのまま受けられる点では割に合う選択です。
給付金ルートで先に確認したい点
- 雇用保険の被保険者期間が通算2年以上あるか(専門実践の初回利用の場合)
- 受講したいコースが厚生労働大臣の指定講座に入っているか
- 給付は後払いのため、受講時にいったん全額を用意できるか
年齢制限がない代わりに、雇用保険の加入状況という別の条件がつくのがこのルートの特徴です。

制度の条件は複雑なので、プログラミングスクールの給付金対象者は?条件と実質負担額を検証で対象者の判定方法をまとめました。
無料コース・月額プランで小さく始めるルート
そもそも自分にプログラミングが向いているのかを確かめたい段階なら、いきなり数十万円を払う必要はありません。
キカガクは無料コースを8種類公開しており、スタアカのライトプランは月額1,280円で30以上の講座が見放題になります。
テックジムのように、通学して手を動かしながら進める形式でも月額22,000円という価格帯のスクールもあります。
小さく始めるルートが向いている人
- 転職するかどうかをまだ決めきれていない人
- そもそもプログラミングが自分に合うか確かめたい人
- 数十万円の契約に踏み切る前に、続けられるかを試したい人
いきなり本命のスクールに申し込むより、こうした低リスクの入口で1ヶ月続けられるかを試したほうが、結果的に遠回りになりません。私自身、新しい技術を学ぶときはまず無料の入門教材で1週間触ってから、投資するかを決めるようにしています。
働きながら無料のプログラミングスクールが成立する仕組み
受講料が0円で成り立つのには、はっきりした理由があります。
ここでは、費用を誰が負担しているのか・なぜ年齢制限があるのか・無料と引き換えに何を差し出しているのかを見ていきます。
無料スクールの裏側にある3つの前提
- 受講料を負担しているのは受講生ではなく採用企業
- 年齢制限は採用市場の需要とひもづいている
- 無料と引き換えに手放しているものがある
受講料を採用企業が負担する仕組み
無料スクールの収益源は、受講生ではなく企業側にあります。
求人を出している提携企業から支払われる協賛金や採用紹介料が、スクールの運営費に充てられているという構造です。
転職エージェントが求職者から料金を取らないのと同じ考え方で、人材を採用したい企業がコストを負担しています。
未経験者の採用に苦戦している企業からすると、基礎を学び終えた人材をまとめて紹介してもらえる価値は小さくありません。
(出典:ポテパンキャンプ)
この仕組み自体は怪しいものではありません。ただし企業がお金を出している以上、「採用につながる人材」であることがスクール側の前提になっている点は理解しておく必要があります。
無料スクールに年齢制限がある理由
年齢条件の厳しさに驚く人は多いと思います。
これは未経験者を採用する企業の多くが、ポテンシャル採用の対象を20代に置いているためです。
採用紹介料が発生しなければスクールの収支が合わないので、就職が決まりやすい層に対象を絞る設計になっています。
年齢条件で見落としやすい点
- ポテパンキャンプのU29コースは29歳以下、30歳以上は対象外
- ウズウズカレッジのウズカレITは30歳以下が対象
- 受講開始時点の年齢で判定されるため、誕生日をまたぐ申込は要確認
年齢で外れてしまった場合でも、道が閉ざされたわけではありません。ポテパンキャンプは30歳以上向けにRailsキャリアコース、ウズウズカレッジは年齢制限なしの資格取得コースをそれぞれ用意しています。
無料と引き換えに手放しているもの
ここは競合メディアがあまり書かない部分なので、正直に触れておきます。
完全無料のスクールでは、卒業後の転職先がスクールの提携企業の中から選ぶ形になりやすいという制約があります。
無料と引き換えになりやすい条件
- 転職先の候補が提携企業に偏り、自由応募と比べて選択肢が狭くなる
- 学べる言語・技術がスクール側の求人需要に合わせて決まっている
- 途中辞退や自己都合退会の扱いが有料コースより厳しい場合がある
とはいえ、未経験からの1社目は「実務経験を積む場所」として割り切る考え方もあります。提携企業の中に自分の行きたい業界があるかを事前に確認できれば、この制約はそれほど大きな問題になりません。
カウンセリングの場で紹介実績のある企業名を具体的に聞いてみると、判断材料が一気に増えます。
もう1つ知っておきたいのが、学べる言語や技術が求人需要に合わせて決まっている点です。無料スクールでRubyやJavaを扱う例が多いのは、それが未経験者向け求人の多い領域だからにほかなりません。学びたい技術が決まっている人ほど、この前提とのズレを先に確認しておいてください。
働きながら無料でプログラミングスクールに通える条件
自分が無料枠に入れるかどうかは、3つの条件で判定できます。
ここでは年齢・就業状況と転職意思・学習時間という順に、実際の基準を確認していきます。
無料で通えるかどうかを分ける条件
- 受講開始時点の年齢が上限内に収まっているか
- 在職中で、雇用主を変える転職を目指しているか
- 週にどれくらいの学習時間を確保できるか
受講開始時点の年齢という条件
もっとも動かせないのが年齢です。
ポテパンキャンプのU29コースは29歳以下、ウズウズカレッジのウズカレITは30歳以下と、公式サイトに明記されています。
申込時点ではなく受講開始時点で判定されるケースがあるため、30歳の誕生日が近い人は問い合わせ時に確認しておいてください。
1歳の差で数十万円が変わるので、対象年齢ぎりぎりの人ほど早めに動く価値があります。
年齢条件で確認しておきたいこと
- 判定が申込時点か受講開始時点か(開講月によって数ヶ月ずれる)
- 次の開講枠がいつか(満席で翌月送りになると誕生日をまたぐ可能性がある)
- 対象外だった場合に案内される有料コースの金額と還元制度
条件を超えている場合は、給付金や独自の還元制度が使えるコースに切り替えたほうが話が早いです。無料枠にこだわって半年迷うより、実質負担を下げる方向に切り替えたほうが結果的に安く済みます。
在職中で転職を目指しているという条件
働きながら学ぶ人にとって、在職中であることはむしろ有利に働きます。
無料スクールは転職の成功が運営の前提になっているため、転職の意思がはっきりしている人ほど受け入れられやすいという性質があります。
(出典:ウズウズカレッジ)
ウズウズカレッジは公式FAQで「在職中の方でも利用しやすいよう、終業後の時間帯や休日に対応できるサポート体制を整えています」と明言しています。評判の詳細はウズウズカレッジの評判は?口コミと給付金制度の実態を検証にまとめました。
逆に、転職の意思がまだ固まっていない段階だと、無料スクールの入口で断られることがあります。スキルを身につけたいだけならスクールより教材や月額プランのほうが相性がよく、双方にとって無理がありません。ここは正直に伝えたほうが、結果的に自分に合う提案が返ってきます。
週にどれくらい学習時間を確保できるかという条件
年齢と就業状況をクリアしても、最後に効いてくるのが学習時間です。
無料スクールは3ヶ月前後で転職まで持っていく設計が多く、平日2時間・休日5時間程度、週20時間前後が現実的な目安になります。
働きながら学習時間を確保する工夫
- 平日は「帰宅後すぐ1時間」のように時間帯を固定する
- 休日はまとまった時間を取り、平日は復習と課題提出に充てる
- 繁忙期が読めるなら、受講開始をその手前か直後にずらす
ここで「毎日3時間やります」と宣言してしまうと、1週間で計画が崩れます。続かない量を約束するより、週20時間を4ヶ月かけて積み上げるほうが結果的に早いです。

PR プログラミングスクール
techmeets
年齢条件で無料枠から外れた場合でも、給付金対象コースなら実質66,000円から学べます。まずは無料カウンセリングで確認できます。
無料カウンセリングを予約する →働きながら無料・格安で学べるプログラミングスクールの比較
ここからは、実際の金額を並べて比べていきます。
完全無料・給付金で実質10万円台・月額数千円という3つの価格帯に分けて、9校の条件を整理しました。
価格帯別に見る働きながら学べるスクール
- 受講料0円で狙えるスクール
- 給付金で実質10万円台に下がるスクール
- 月額数千円から試せるスクール
| スクール | 実質負担 | 期間 | 年齢条件 | 働きながらの受講 |
|---|---|---|---|---|
| ポテパンキャンプ U29 | 0円 | 3ヶ月 | 29歳以下 | オンライン完結で可能 |
| ウズウズカレッジ ウズカレIT | 0円 | 最短1ヶ月〜 | 30歳以下 | 終業後・休日のサポート体制あり |
| techmeets | 66,000円(給付金最大適用時) | 6ヶ月 | なし | オンライン・自分のペースで可能 |
| ディープロ | 約119,400円(給付金適用時) | 6ヶ月 | なし | パートタイムコースが両立前提 |
| RUNTEQ | 131,400円〜(給付金適用時) | 5〜9ヶ月 | 転職サポートは35歳未満 | 約1,000時間のため要調整 |
| ZeroPlus | 159,600円(給付金適用時) | 6ヶ月 | なし | 毎週土日いずれかの集団コース |
| キカガク | 0円(無料コース8種)/158,400円(給付金適用時) | 6ヶ月 | なし | オンライン・動画中心 |
| スタアカ | 月額1,280円〜 | 制限なし | なし | 動画見放題で完全に自分のペース |
| テックジム | 月額22,000円(入会金33,000円) | 制限なし | なし | 通い放題で好きな時間に通える |
実質負担の欄は、それぞれのスクールが公表している最大の給付・還元が適用された場合の金額です。
受講料0円で狙えるスクール
まず年齢条件に当てはまる人は、迷わずここから検討してください。
ポテパンキャンプのU29コースは29歳以下・3ヶ月・完全無料で、学習から転職までをオンラインで完結できます。
エンジニア職就職率98%、卒業生2,200人以上、提携企業2,700社以上という実績があり、AI搭載の学習システムで質問にも答えてもらえます。詳しい評判はポテパンキャンプの評判・口コミ|メリットと料金・給付金を解説にまとめました。
ウズウズカレッジのウズカレITは30歳以下が対象で、開発・インフラ・組込みの3方向から選べます。最短1ヶ月から始められるので、まとまった学習期間を確保しにくい人にも合わせやすい設計です。
無料コースを比べるときに見る点
- 学べる技術領域(Web開発かインフラか組込みか)
- 受講期間と、その期間に確保できる自分の学習時間
- 提携企業の業界・職種が自分の希望と重なっているか
給付金で実質10万円台に下がるスクール
年齢条件で外れた人にとって、実質的な最安ラインがこの価格帯です。
techmeetsのスタンダードプランは330,000円で、給付金が最大適用されると実質66,000円まで下がります。
プログラミングだけでなくネットワーク・データベース・セキュリティまで6ヶ月で扱うため、職種を決めきれていない社会人にも向いています。techmeetsの給付金は最大80%?条件と実質負担額を解説で条件を整理しました。
給付金対象校を比べるときの見どころ
- 働きながら受講する前提のコースが用意されているか
- 修了認定の基準(出席率・課題の合格ライン)が現実的か
- 給付が振り込まれるまでの立て替え額を用意できるか
ディープロの6ヶ月パートタイムコースは398,000円で、給付金適用後は約119,400円です。もともと働きながら受講することを前提に設計されているため、平日夜と休日で進める人には無理がありません。
本気で転職を狙うならRUNTEQも候補ですが、約1,000時間という学習量は働きながらだと8〜9ヶ月かかる計算になります。時間を取れるかを先に見極めてください。
月額数千円から試せるスクール
まだ転職まで決めきれていない段階なら、この価格帯から入るのが安全です。
スタアカのライトプランは月額1,280円で30以上の講座が見放題になり、Python基礎からSQL・機械学習まで動画で進められます。
質問対応や1on1は上位プランの範囲になるものの、まず適性を確かめるだけならライトプランで十分です。学べる内容はスタアカの評判は本当?月額1,280円で学べる範囲と注意点で扱いました。
月額プランで気をつけたい点
- 転職サポートや求人紹介は基本的に含まれない
- 質問対応が上位プラン限定のことがあり、詰まったときに止まりやすい
- 期限がない分、自分で締め切りを作らないと進みが鈍る
テックジムは入会金33,000円と月額22,000円で通い放題という料金体系で、コースの組み替えも自由です。自宅だと集中できない人は、通う場所があるだけで継続率が変わります。
キカガクの無料コース8種類のように、費用をまったくかけずに触れる教材もあります。まず1週間続くかどうかを確かめてから、有料のスクールに進む順番でも遅くありません。
働きながら無料のプログラミングスクールで学ぶ利点と続けるコツ
費用の話が済んだら、次は続けられるかどうかです。
ここでは、働きながら学ぶこと自体の利点と、途中で止まらないための具体策を確認します。
働きながら学ぶ利点と続けるための工夫
- 収入を保ったまま学べるという最大の利点
- 平日と休日で学習時間の役割を分ける
- 質問できる時間帯を受講前に確認しておく
- 学習を止めない環境を先に作る
収入を保ったまま学べるという利点
退職してから学ぶ選択と比べたとき、働きながら学ぶ最大の強みは経済的な安全性です。
収入が途切れないため、転職活動で焦って条件の合わない会社を選ぶリスクが下がります。
職務経歴にブランクが空かない点も、書類選考では効いてくるでしょう。未経験からの転職は書類で落とされることが多いため、空白期間がないだけで通過率が変わってきます。
もちろん学習に使える時間は減りますが、その分は期間を伸ばして吸収できます。3ヶ月で終わらせるつもりの内容を5ヶ月かけて進めても、失うものはほとんどありません。
平日と休日で学習時間の役割を分ける
両立で失敗する人の多くは、平日にも休日と同じ量をこなそうとしています。
平日は復習と課題提出、休日は新しい単元のインプットというように役割を分けたほうが、疲れている日でも手が止まりません。
平日に新しい概念を理解しようとすると、集中力が足りずに同じ動画を何度も見直すことになります。それが「進んでいない」という感覚につながり、挫折の引き金になります。
平日と休日の使い分けの例
- 平日(1〜2時間):前回の復習・課題のコード書き・エラーの調査
- 休日(4〜6時間):新しい単元の動画視聴と手を動かす演習
- どちらも取れない日:5分だけコードを開いて習慣を切らさない
質問できる時間帯を受講前に確認する
働きながら学ぶ人にとって、質問対応の時間帯は料金と同じくらい重要な条件です。
平日の日中しか質問を受け付けていないスクールを選ぶと、エラーで詰まったまま週末まで前に進めないという事態が起こります。
ウズウズカレッジのように終業後や休日の対応体制を明記しているところもあれば、チャットで24時間受け付けて翌営業日に回答という形もあります。
質問対応で確認しておきたい条件
- 平日夜と土日に質問を受け付けているか
- 回答までの目安時間(即時・当日中・翌営業日)
- 質問回数に上限があるか、卒業後も使えるか
カウンセリングでは「平日22時に質問したら、いつ回答が来ますか」と具体的な時刻で聞いてみてください。抽象的な「サポートが手厚い」という説明より、はるかに実態がわかります。
学習を止めない環境を先に作る
意志の力で続けようとするほど、続かなくなります。
大事なのは「やるかどうか」を毎日判断しなくて済む状態を先に作ることです。
環境づくりで見落としやすい点
- 学習用の端末に業務用のチャットアプリを入れたままにする
- 「時間ができたらやる」という決め方で、開始時刻を固定しない
- 同時期に別の資格勉強や大きな生活変化を重ねてしまう
私自身、リモートワークで10年以上働いてきて実感しているのは、集中できるかどうかは根性ではなく環境設計で決まるということです。開始時刻と場所を固定してしまえば、意志の力はほとんど要りません。
働きながら無料のプログラミングスクールを選ぶ注意点
金額の安さだけで決めると、あとから条件の重さに気づくことになります。
ここでは、転職先の選択肢・契約条件・年齢のボーダーという3つの注意点を確認しておきましょう。
申し込む前に確認したい注意点
- 無料だからこそ転職先の選択肢が狭まる可能性
- 契約書に書かれた辞退・退会時の条件
- 年齢のボーダーを超えたときの金額差
無料だと転職先の選択肢が狭まりやすい
ここははっきり言っておきます。
完全無料のスクールを選ぶと、卒業後の転職先はスクールの提携企業が中心になり、自由応募と比べて候補は確実に狭くなります。
スクールの収益が採用紹介料である以上、提携外の企業へ自力で応募することを積極的に支援する理由がないからです。この構造は仕組み上どうしても避けられません。
転職先の選択肢について確認したいこと
- 直近1年の就職先が、どの業界・どの規模の企業だったか
- 提携外の企業へ自由応募することが認められているか
- 紹介求人と自由応募を並行して進められるか
とはいえ、提携企業が2,000社を超えるスクールもあり、実際には十分な選択肢があるケースも多いです。カウンセリングで「直近1年間の就職先を業界別に教えてください」と聞けば、自分の希望と重なるかを事前に判断できます。
行きたい会社がすでに決まっているなら、無料スクールではなく有料スクールを選んで自由に応募したほうが早い場合もあります。そこは目的で選び分けてください。
契約書の辞退・退会時の条件を必ず読む
次に見落とされやすいのが、途中でやめたときの扱いです。
無料スクールは受講料を企業が負担しているため、転職せずに辞退した場合の条件が有料コースより厳しく設定されていることがあります。
申込前に確認しておきたい契約条件
- 途中退会したときに費用が発生するかどうか
- 紹介された求人を辞退できる回数に制限はあるか
- 受講後に一定期間の就業継続が求められるか
これは「無料スクールが危ない」という話ではなく、条件を知らずに入るのが危ないという話です。有料スクールにも中途解約の規定はあり、どちらも同じように読む必要があります。
疑問があれば、契約前に書面で確認してください。ここで具体的に説明してくれるかどうかは、そのスクールの姿勢を測る材料にもなります。
年齢のボーダーを超えたときの金額差
年齢条件のボーダーは、想像以上に大きな金額差を生みます。
ポテパンキャンプの場合、29歳ならU29コースが0円、30歳になるとRailsキャリアコースの440,000円が基準になります。
ウズウズカレッジも同様で、30歳以下ならウズカレITが無料、31歳以上は資格取得コースの132,000円〜が入口です。
| スクール | 年齢条件内 | 年齢条件を超えた場合 |
|---|---|---|
| ポテパンキャンプ | U29コース 0円(29歳以下) | Railsキャリアコース 440,000円(還元後 実質160,000円) |
| ウズウズカレッジ | ウズカレIT 0円(30歳以下) | CCNA・LinuC 132,000円/Java 264,000円(還元制度あり) |
この差を見て諦める人もいますが、給付金や独自の還元制度を使えば実質負担はかなり下がります。ウズウズカレッジの資格取得コースは経済産業省の制度で最大70%、自社経由の転職成功でさらに30%が上乗せされる設計です。
つまり年齢で無料枠を外れても、条件次第では数万円台まで下げられる余地があります。「無料じゃないなら無理」と決める前に、還元後の金額で比べ直してみてください。
PR プログラミングスクール
ウズウズカレッジ
年齢条件を超えていても、独自のキャッシュバック制度で実質負担を下げられる場合があります。無料カウンセリングで確認できます。
無料カウンセリングを予約する →働きながら無料と有料のどちらを選ぶかの判断軸
最後に、自分がどのルートを選ぶべきかを整理します。
ルートを決める2つの判断軸
- 年齢と目的の組み合わせで、使えるルートはほぼ決まる
- 迷ったら診断ツールで条件を整理してから相談に進む
年齢と目的の組み合わせで決まる
働きながら学ぶ人の選択は、実はそれほど複雑ではありません。
29歳以下でエンジニア転職が目的なら完全無料スクール、30代以上で転職が目的なら給付金対象校、目的がまだ固まっていないなら月額プランという3つに整理できます。
年齢と目的から見たルートの選び分け
- 29歳以下・転職が目的:完全無料スクール(ポテパンキャンプU29・ウズカレIT)
- 30代以上・転職が目的:給付金対象校(techmeets・ディープロ・RUNTEQ)
- 目的が未確定・まず適性を知りたい:月額プラン(スタアカ・テックジム)
ここで注意したいのが、無料であることを最優先にして目的を後回しにするパターンです。学びたい技術とスクールの得意分野がずれていると、費用が0円でも投じた数百時間が無駄になります。
費用は取り返せますが、時間は取り返せません。金額の比較は最後にして、まず「何ができるようになりたいか」から決めてください。
目的の解像度を上げるには、求人票を10件ほど読んでみるのが手っ取り早いです。応募要件に並ぶ言語やフレームワークを眺めていると、自分が惹かれる仕事の輪郭がはっきりしてきます。そのうえでスクールを選べば、無料か有料かという判断も自然に決まってきます。
診断ツールで条件を整理してから相談に進む
とはいえ、9校の条件を頭の中だけで比べるのは大変です。
年齢・現在の職種・目標・学習可能時間・予算を選ぶだけで候補校と実質負担額の目安がわかるプログラミングスクール診断を用意しているので、条件の整理に使ってみてください。
候補を2〜3校に絞ってから無料カウンセリングに進むと、聞くべきことがはっきりします。
無料カウンセリングで必ず聞くこと
- 自分の年齢で無料コースの対象になるか(受講開始時点の判定かどうか)
- 平日夜・休日の質問対応は何時まで受け付けているか
- 直近1年の就職先を業界別に教えてもらえるか
この3つを聞いておけば、入ってから「思っていたのと違う」と感じる余地はかなり減ります。複数校で同じ質問をすると、答え方の違いからスクールの性格も見えてきます。
働きながら無料のプログラミングスクールに関する質問
Q:働きながら無料のプログラミングスクールは本当に0円ですか?
A:ポテパンキャンプのU29コースとウズウズカレッジのウズカレITは、年齢条件を満たせば受講料が0円です。受講生が費用を払わない代わりに、採用した企業がスクールに紹介料を支払う仕組みで運営されています。ただし途中辞退の扱いなど契約条件は事前に確認しておいてください。
Q:30歳を超えていても無料で学ぶ方法はありますか?
A:受講料が完全に0円になるスクールは年齢条件があるため難しいですが、キカガクの無料コース8種類のように費用をかけずに学べる教材はあります。転職を目指すなら、給付金で実質66,000円程度まで下がるtechmeetsのようなコースが現実的な選択肢です。
Q:働きながらだと週にどれくらいの学習時間が必要ですか?
A:3ヶ月前後で転職を目指すコースなら、平日2時間・休日5時間程度の週20時間前後が目安です。RUNTEQのように約1,000時間を求めるコースだと、働きながらでは8〜9ヶ月かかる計算になります。確保できる時間から逆算してコースを選んでください。
Q:無料スクールに申し込むと必ず転職しないといけませんか?
A:スクールによって条件が異なります。転職支援を前提としたサービスであるため、転職意思がない人は受講を断られる場合があります。紹介求人の辞退回数や、受講後の就業継続に関する取り決めがあるかを、申込前に書面で確認しておくのが確実です。
まとめ
働きながら無料でプログラミングスクールに通えるかどうかは、受講開始時点の年齢でほぼ決まります。年齢条件を外れた人は、給付金で実質10万円台まで下げるルートに切り替えたほうが、選べるスクールの幅は広がります。
ウズウズカレッジをおすすめする人
ウズウズカレッジがおすすめな人
- 30歳以下で、受講料を1円もかけずに始めたい人
- 開発だけでなくインフラ・組込みも選択肢に入れたい人
- 終業後や休日にサポートを受けたい在職中の人
ポテパンキャンプをおすすめする人
ポテパンキャンプがおすすめな人
- 29歳以下で、3ヶ月で転職まで一気に進めたい人
- Web系開発企業への就職を目指している人
- オンライン完結で働きながら学びたい人
techmeetsをおすすめする人
techmeetsがおすすめな人
- 年齢条件で無料枠から外れた30代以上の人
- 給付金を使って実質負担を6万円台まで下げたい人
- 職種を絞りきれず、IT全般を広く学びたい人

