「インフラエンジニアは未経験でも目指せるの?」
「未経験に本当におすすめのスクールがどれか知りたい!」
インフラエンジニアは、IT職のなかでも未経験者の入口が広い職種です。
サーバーやネットワークを扱う仕事で、資格が実力の証明として通用しやすいところに特徴があります。
ただ、スクール選びには落とし穴もあります。
無料スクールが無料である理由を知らないまま申し込むと、紹介先で後悔することがあるからです。
この記事の結論
- インフラエンジニアは未経験の求人が多く、CCNAかLinuCがあれば土俵に乗れる
- 無料スクールは協賛企業モデルなので、紹介先の質を必ず確認する
- まず適性を試すならインフラ特化型を、就職支援まで欲しいなら資格対応型を選ぶ
どのタイプが合うか迷ったら、プログラミングスクール診断で条件を入れてみてください。年齢・目標・学習時間・予算から、相性のいいスクールと給付金適用後の負担額がわかります。
インフラエンジニアは未経験から目指せるのか
最初に、インフラエンジニアという職種の輪郭をはっきりさせておきましょう。
ここでは、仕事の4分類・未経験求人が多い理由・年収とキャリアの伸ばし方を整理します。
インフラエンジニアという仕事の実態
- 仕事は大きく4種類に分かれる
- 未経験の求人が多い理由と、その裏側
- 年収の相場とキャリアの伸ばし方
インフラエンジニアの仕事は4種類に分かれる
ひとくちにインフラエンジニアといっても、担当する領域はいくつかに分かれます。
サーバー、ネットワーク、データベース、クラウドの4つが代表的です。
企業規模が小さいほど兼任、大きいほど専任になるという傾向があります。

未経験からの入口としては、ネットワークとサーバーのどちらかから入るのが一般的です。
この2つは資格体系が整っていて、学習の道筋がはっきりしているからでした。
クラウドは近年もっとも求人が伸びている領域ですが、オンプレミスの基礎を知らないままAWSだけ触ると設計の判断ができません。
遠回りに見えても、土台から積むほうが結果的に速く進めます。
インフラエンジニアに未経験の求人が多い理由
インフラエンジニアの求人には、未経験歓迎の枠が比較的多くあります。
理由はシンプルで、24時間365日動かし続ける仕事なので、人手が常に必要だからです。
システムは夜も止まらないため、監視と一次対応の担当者が交代制で要ります。
ここは正直に書いておきますが、未経験の初職は運用監視から始まるケースがほとんどでした。
最初の職場で覚悟しておくこと
- 夜勤・シフト勤務が含まれる現場が多い
- 最初の1年は手順書どおりの作業が中心になる
- 設計・構築に関われるかは配属先で大きく変わる
ただ、これは通過点として割り切れる話でもあります。
運用の現場を1〜2年経験した人は、構築案件で重宝されるからです。
障害が起きたときにどこから見るかを体で知っている人は、設計の段階でも判断が早くなります。
インフラエンジニアの年収とキャリアの伸ばし方
年収の話もしておきましょう。
未経験スタートの運用監視だと、初年度は年収300万円台からというケースが多くあります。
そこから設計・構築に移り、クラウドを扱えるようになると一段上がるのがこの職種の伸び方でした。
資格が評価に直結しやすいのも、インフラ領域の特徴です。
年収を上げる3つの方向
- 運用監視から設計・構築へ移る
- AWSやAzureなどクラウドの構築経験を積む
- セキュリティやSREなど、希少性の高い領域へ進む
Web系エンジニアと違い、ポートフォリオで実力を示しにくい職種でもあります。
だからこそ資格と実務経験の年数が、そのまま評価の物差しになるという側面がありました。
裏を返せば、資格を計画的に積めば道筋が読みやすいということです。

インフラエンジニアに未経験から必要になるスキルと資格
次に、学習する中身を具体的に見ていきます。
押さえる順番があるので、そこも含めて整理します。
未経験から積み上げる順番
- ネットワークとサーバーの基礎
- クラウド(AWS)の基礎
- 証明に使う3つの資格
インフラエンジニアの土台になるネットワークとサーバーの基礎
最初に固めるのはここです。
TCP/IP、ルーティング、DNS、ファイアウォール。
この4つの言葉を人に説明できるようになると、現場の会話がだいたい追えるようになります。
サーバー側はLinuxが中心で、コマンド操作・ユーザー権限・プロセス管理・ログの読み方あたりが基本になります。
最初の3ヶ月で押さえる範囲
- TCP/IPとOSI参照モデルで通信の流れを説明できる
- Linuxの基本コマンドでファイルとプロセスを操作できる
- Webサーバーを1台立てて公開まで通せる
- ログを見て障害の発生箇所を切り分けられる
座学だけでは身につかないのがこの領域の難しいところでした。
実際にサーバーを1台立てて壊してみる経験が、理解の速度を大きく変えます。
仮想サーバーを貸してくれるスクールを選ぶ価値は、ここにあります。
インフラエンジニアに求められるクラウドの基礎
土台ができたら、クラウドへ進みます。
求人数でいえばAWSが圧倒的で、次いでAzureとGoogle Cloudという並びです。
未経験のうちは1つに絞り、AWSから始めるのが無難でしょう。
学ぶ内容は、仮想サーバー・ストレージ・ネットワーク設定・権限管理・監視といった構成要素です。
AWSで最初に触る主要サービス
- EC2(仮想サーバー)とVPC(仮想ネットワーク)
- S3(ストレージ)とRDS(データベース)
- IAM(権限管理)とCloudWatch(監視)
無料利用枠があるので、自分のアカウントで手を動かせるのがクラウドのいいところです。
課金の設定だけは最初にアラートを入れておいてください。
削除し忘れたリソースで数万円の請求が来るのは、初学者が必ず一度は通る道でした。
インフラエンジニアの転職で証明に使う3つの資格
インフラ領域は、資格が素直に評価される世界です。
未経験者が狙うべきは、CCNA・LinuCレベル1・AWS認定クラウドプラクティショナーの3つでしょう。
どれか1つあれば書類選考で足切りされる確率が下がります。
難易度と学習時間の目安を並べておきました。
| 資格 | 証明できること | 学習時間の目安 | 狙う順番 |
|---|---|---|---|
| CCNA | ネットワークの設計・運用 | 160〜200時間 | ネットワーク志望なら1つ目 |
| LinuC レベル1 | Linuxサーバーの構築・運用 | 120〜150時間 | サーバー志望なら1つ目 |
| AWS認定クラウドプラクティショナー | クラウドの基礎概念 | 60〜80時間 | 2つ目に追加する |
| 基本情報技術者 | IT全般の基礎知識 | 150〜200時間 | 併願または後回し |
試験の詳細はLinuC(Linux技術者認定機関)やAWS認定の公式ページで確認してください。
3つ並べるより、1つ取って応募を始めたほうが結果は早く出ます。
資格対策がカリキュラムに含まれているスクールなら、学習と選考準備を同時に進められます。
インフラエンジニアのスクールを未経験者が選ぶ基準
スクールの数は多いので、判断の軸を先に決めておきましょう。
ここでは、未経験からの転職という目的から逆算した5つの基準を挙げます。
未経験者がスクールを選ぶ基準
- 資格取得までカリキュラムに入っているか
- 手を動かす環境が用意されているか
- 就職支援の紹介先がどこか
- 無料スクールの条件を確認したか
- 給付金やキャッシュバックが使えるか
【基準1】資格取得までカリキュラムに入っているか
インフラ領域では、ここが最優先の判断軸になります。
Web系と違ってポートフォリオで実力を示しにくいため、資格が実質的な入場券として機能するからです。
CCNAかLinuCの対策が明示されているかを、公式サイトで確認してください。
受験料を負担してくれるスクールもあり、合計で数万円の差になります。
資格まわりで確認したいこと
- 対策している資格の名前が明示されているか
- 受験料の負担があるか(合格時のみ、などの条件も)
- 合格実績や合格率が公開されているか
資格対策がないスクールを選ぶなら、教材を別で買って自分で取る前提になります。
そのぶんの時間と費用を、最初から見込んでおいてください。
合計コストで比べると、資格込みのほうが結局安く済むことも多いです。
CCNA・LinuC・基本情報技術者までまとめて対策できるのはウズウズカレッジでした。
【基準2】手を動かす環境が用意されているか
動画を見るだけでは、インフラは身につきません。
サーバーを立て、設定を間違え、つながらない原因を探す。
この試行錯誤の回数が、そのまま現場での対応力になります。
だから、実機や仮想環境を触れるかどうかは大きな差になりました。
実習環境の確認ポイント
- 仮想サーバー(VPS)やクラウド環境が提供されるか
- 提供期間と、卒業後も使えるかどうか
- 自前で用意する場合の費用がいくらかかるか
クラウドは自分のアカウントでも無料枠を使えますが、オンプレミス相当のサーバー構築を体験できる環境は個人では用意しにくいところでした。
VPSを貸してくれるスクールは、この点で優位に立ちます。
体験の質は、料金以上に差がつく部分です。
【基準3】就職支援の紹介先がどこか
ここは必ず突っ込んで聞いてください。
インフラ系スクールの就職支援は、SES企業への紹介が中心になっているケースが少なくありません。
SESが悪いわけではなく、未経験の入口としては現実的な選択肢です。
問題は、そこを説明されないまま「就職率98%」だけを見て決めてしまうことでした。
就職率の数字を読むときの注意
- 分母が「就職活動をした人」に絞られていないか
- 紹介先の企業名・業種が公開されているか
- SES・受託・自社運用の比率がどうなっているか
とはいえ、未経験からいきなり事業会社に入るのは難しいのも事実です。
1社目でSESに入り、2〜3年で運用から構築へ進んでから移るという設計なら、十分に成立します。
大事なのは、その道筋を理解したうえで選ぶことです。
【基準4】無料スクールの条件を確認したか
インフラ系には無料のスクールがいくつもあります。
受講料が0円なのは事実ですが、年齢制限や就職先の指定といった条件がつくのが普通でした。
20代限定、あるいは30歳未満という枠が一般的です。
紹介された企業への就職が前提になっている場合もあります。
無料スクールで確認すべき条件
- 年齢の上限(20代限定・30歳未満などが多い)
- 途中でやめた場合の違約金の有無
- 紹介企業以外へ就職してよいかどうか
違約金がないことを明記しているスクールもあるので、そこは各校で差が出ます。
無料スクールの全体像はプログラミングスクールに働きながら無料で通う3つのルートにまとめました。
条件が合えば、無料はやはり強い選択肢です。
【基準5】給付金やキャッシュバックが使えるか
有料スクールを選ぶなら、公的な支援を確認しておきましょう。
使えるのは主に2つで、専門実践教育訓練給付金と、経済産業省のリスキリング支援事業です。
前者は最大80%・上限64万円、後者は最大70%が段階的に戻る仕組みになっています。
どちらも条件があり、誰でも受け取れるわけではありません。
| 制度 | 戻る割合 | 主な条件 |
|---|---|---|
| 専門実践教育訓練給付金 | 最大80%(上限64万円) | 雇用保険の加入期間・対象講座であること |
| リスキリング支援事業 | 最大70%(段階的に支給) | 修了・転職・就業継続の各段階を満たすこと |
受給条件の詳細はプログラミングスクールの給付金対象者は?条件と実質負担額を検証で整理しています。
自分が対象になるかは、無料カウンセリングで加入状況を伝えて確認するのが確実です。
給付金対象のコースを多く持つのはインターネット・アカデミー、キャッシュバック型はウズウズカレッジが代表格です。
後払いの制度なので、受講時にいったん全額を用意する必要がある点にも注意してください。
インフラエンジニアの未経験者におすすめのスクール7校を比較
ここからは、未経験からインフラエンジニアを目指せる7校を比較します。
インフラ特化型・資格対応型・無料型・クラウド特化型と、性格の違うスクールを並べました。
未経験からインフラを目指せる7校
- インフラ特化で最も安いササエル
- 資格と就職支援がそろうウズウズカレッジ
- 給付金で体系的に学べるインターネット・アカデミー
- CCNAを無料で取れるネットビジョンアカデミー
- 20代なら完全無料のプログラマカレッジ
- AWSを実務水準で学ぶRaiseTech
- 2年かけて希少性を狙うRareTECH
| スクール | 学べる領域 | 料金(税込) | 支援内容 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| ササエル |
クラウド・ネットワーク・サーバー・セキュリティ・仮想化 | 初級19,800円/中級98,000円 | 現役インフラエンジニアのメンター・VPS1台無料 | まず低予算で適性を試したい人 |
| ウズウズカレッジ |
ネットワーク・Linux・AWS・Java・資格対策 | 264,000円(最大70%キャッシュバックで実質79,200円)/30歳以下は無料コースあり | 月4回の面談・就職支援コーチング | 資格と就職支援をまとめて欲しい人 |
| インターネット・アカデミー |
インフラエンジニア転職コースほか | 1,129,040円(給付金で489,040円) | 求人600社以上・キャリア面談 | 給付金を使って体系的に学びたい人 |
| ネットビジョンアカデミー | ネットワーク(CCNA対策中心) | 無料 | 就職サポート・上京者向けシェアハウス最大2ヶ月無料 | 地方から上京して転職したい人 |
| プログラマカレッジ | クラウドエンジニアコース(サーバー・DB・ネットワーク) | 無料(違約金なし) | 紹介企業4,000社以上・3ヶ月の伴走 | 20代で費用をかけたくない人 |
| RaiseTech | AWSフルコース・AIエンジニア育成ほか | 受け放題798,000円(学割598,000円) | 質問無制限・サポート期間は半無期限 | クラウドを実務水準まで学びたい人 |
| RareTECH | 基礎概念・チーム開発・実践力(2年500ステップ) | 無料カウンセリングで案内 | メンターとキャリアアドバイザーの併走 | 2年かけて希少性を狙いたい人 |
ササエル|インフラ特化で最も安いスクール

(出典:ササエル)
ササエルは、Windows Server特化のレンタルサーバーを15年以上運営してきたアシストアップ株式会社が手がけるスクールです。
初級コースは14レッスンで19,800円と、他校とは桁がひとつ違います。
クラウド・ネットワーク・サーバー・OS・セキュリティ・仮想化を、オンデマンド動画で体系的に学べるのがこの価格でした。
中級コース(98,000円)では仮想専用サーバーが1人1台無料で提供されます。
DNS・FTP・Web/DBサーバーの構築を実際に触りながら覚えられるので、基準2で挙げた「手を動かす環境」を満たしています。
ただし、求人紹介などの転職支援機能はありません。
受講後の学び方は、ササエルで未経験からインフラエンジニアになれる?学習法を解説で詳しく書いています。
ウズウズカレッジ|資格と就職支援がそろうスクール

(出典:ウズウズカレッジ)
ウズウズカレッジは、未経験からのITエンジニア転職に特化したスクールです。
学習範囲はコンピュータサイエンス・ネットワーク基礎・サーバー管理・セキュリティと、インフラの土台がひととおり入っています。
CCNA・LinuCレベル1・基本情報技術者など、複数の資格に対応しているのが大きな特徴でした。
期間は24週間、料金は264,000円です。
経済産業省のキャリアアップ支援事業の対象で、条件を満たすと修了時に50%、就業継続で追加20%のキャッシュバックが受けられます。
最大70%が戻れば、実質79,200円という計算です。
30歳以下なら無料で受講できるコースもあるので、年齢が合う人はまず相談してみてください。
インターネット・アカデミー|給付金で体系的に学べるスクール
インターネット・アカデミーは1995年開校の老舗で、Web技術の標準化団体W3Cに加盟しています。
インフラエンジニア転職コースは1,129,040円と高額ですが、専門実践教育訓練給付金の対象で、給付を受けられれば自己負担は489,040円になります。
給付金対象のReスキル講座は全13コースです。
受講生・卒業生向けの求人を常時600社以上そろえています。
校舎は新宿の1拠点ですが、ライブ授業・マンツーマン・オンデマンドを組み合わせて受講できます。
給付金は雇用保険の加入期間などの条件を満たす必要があるので、対象かどうかを先に確認してください。
受講料をいったん全額支払う後払い方式である点も、資金計画に入れておくと安心です。
ネットビジョンアカデミー|CCNAを無料で取れるスクール
ネットビジョンアカデミーは、受講料とテキスト代が完全無料のネットワークエンジニア養成スクールです。
CCNA取得を中心としたカリキュラムで、最短2ヶ月でネットワークエンジニアとしての就職を目指せると案内されています。
就職率は98%と公表されていました。
特徴的なのが上京支援で、提携シェアハウスを最大2ヶ月無料で使えます。
無料スクールとして確認したい点
- 紹介される企業の業種と雇用形態
- 年齢の上限と、対象外だった場合の選択肢
- 就職先を自分で選べる範囲
家具家電付きで敷金・礼金・仲介手数料も不要なので、地方から東京へ出て転職したい人には金銭的なハードルがかなり下がります。
無料である以上、紹介先については事前に必ず確認してください。
条件が合う人にとっては、費用対効果が突出した選択肢です。
プログラマカレッジ|20代なら完全無料のスクール
プログラマカレッジは、企業からの協賛金で運営される完全無料のスクールです。
インフラ志望ならクラウドエンジニアコースが該当し、サーバー・データベース・ネットワークの知識を学べます。
違約金がないと明記されているのは、無料スクールのなかでも安心できるポイントでした。
最短60日間の研修後に就職活動を始める流れで、紹介企業は4,000社以上です。
プログラマカレッジの強み
- 受講料・違約金ともに0円
- キャリアアドバイザーが3ヶ月伴走する
- Oracle Java資格の受験料を合格時に負担
対象は20代向けと明記されているため、30代以上の人は別の選択肢を検討することになります。
年齢が合うなら、費用ゼロで資格と就職支援を得られる価値は大きいと思います。
年齢上限の詳細は、無料説明会で確認してください。
RaiseTech|AWSを実務水準で学ぶスクール
RaiseTechは、現役エンジニアによるライブ授業を軸にしたスクールです。
AWSフルコースをはじめ、AIエンジニア育成コース・Web制作コースなどがそろっています。
受け放題プランならメインコース1つと任意の3コース、最大4コースまで受講できるという構成でした。
料金は受け放題で798,000円、学割なら598,000円です。
RaiseTechが向いている場面
- すでに基礎があり、実務水準のクラウド知識まで引き上げたい
- 受講後も質問と面談を続けたい(サポート期間は半無期限)
- クラウドと開発を横断して学びたい
まったくの未経験がいきなり選ぶには料金も内容も重いのが正直なところです。
ササエルなどで土台を作ってから、2校目として検討する使い方が現実的だと思います。
2週間の無料トライアル期間があるので、相性を確かめてから決められます。
RareTECH|2年かけて希少性を狙うスクール
RareTECHは、未経験から2年かけて「希少型エンジニア」を目指すITスクールです。
500ステップのカリキュラムで基礎概念・チーム開発・実践力を積み上げます。
短期で就職するのではなく、時間をかけて市場価値の高い領域へ進む設計になっているのが他校との違いでした。
メンターとキャリアアドバイザーによる複数体制のサポートが付きます。
選ぶ前に考えておきたいこと
- 2年間モチベーションを保てるか
- すぐに転職したい事情がないか
- 料金が公開されていないため、相談で必ず確認する
すぐに収入を得たい人には向きませんが、働きながら長期でスキルを積む前提なら、腰を据えて学べる環境です。
ハッカソンを最大8回経験できるという実践機会も用意されています。
料金は公開されていないため、無料カウンセリングで確かめてください。
インフラエンジニアのスクールが向いていない人・向いている人
ここまで7校を見てきましたが、全員にスクールが必要というわけではありません。
受講しても効果が薄い人と、投資が効きやすい人を分けて整理します。
スクールの向き不向き
- 受講しても効果が出にくい人の条件
- 費用対効果が出やすい人の条件
インフラエンジニアのスクールが向いていない人
向いていない人の特徴
- すでにCCNAかLinuCを独学で取得している人
- 夜勤やシフト勤務を絶対に受け入れられない人
- 手を動かすより仕様を考えるほうが好きな人
資格をすでに持っている人は、スクール代をエージェント経由の転職活動に回したほうが早いです。
足りないのは知識ではなく、求人の探し方と職務経歴書の書き方であることが多いからでした。
夜勤が絶対に無理な人も、慎重に考えたほうがいいでしょう。
未経験の入口が運用監視である以上、避けて通るのは難しくなります。
| 当てはまる条件 | 代わりにやること |
|---|---|
| 資格をすでに取得済み | エージェント登録から始める |
| 夜勤が難しい | 社内SE・ヘルプデスクから入る道を検討する |
| 構築より企画が好き | 情シス・IT企画の職種を軸に探す |
どれも「今の条件では」という話にすぎません。
入口を変えるだけで、インフラの知識が活きる職種はいくつもあります。
選択肢を職種名で狭めないでください。
インフラエンジニアのスクールが向いている人
向いている人の特徴
- 手を動かして仕組みを確かめるのが好きな人
- 資格という形で努力が積み上がるほうがやる気が出る人
- Web系スクールに通ったが、開発が肌に合わなかった人
3つ目は意外と多いパターンです。
コードを書くのは苦手でも、サーバーの設定やネットワークの構成を考えるのは面白いと感じる人がいます。
この2つはまったく別の適性なので、開発で挫折した経験はインフラでの不利にはなりません。
資格が評価されやすいのも、地道に積める人には追い風です。
転職保証の有無で選びたい人は、プログラミングスクール転職保証の実態も参考にしてください。
インフラエンジニアの無料スクールを選ぶ前に知っておくこと
ここは競合記事があまり書かない部分です。
無料スクールの仕組みと、そこから生まれる紹介先の偏りについて整理します。
無料スクールの仕組みと使い方
- なぜ受講料が0円で成り立つのか
- 紹介先が偏るリスクと見極め方
- 無料と有料をどう使い分けるか
インフラエンジニアの無料スクールが成り立つ仕組み
受講料が0円でも、教材制作や講師の人件費は当然かかっています。
誰が払っているかというと、修了生を採用する企業です。
スクールは企業から採用手数料や協賛金を受け取り、その原資で運営しています。

この構造そのものは健全で、受講生・スクール・企業の三方にメリットがあります。
問題になるのは、受講生がこの構造を知らずに「就職先も自由に選べる」と思い込んでいるときでした。
お金の流れを知っていれば、確認すべきことも見えてきます。
インフラエンジニアの無料スクールで紹介先が偏るリスク
協賛企業モデルの帰結として、紹介先はスクールの提携先に限られます。
インフラ領域では、この提携先がSES企業(客先常駐で人材を提供する会社)に寄りやすいのが実情でした。
未経験者を大量に受け入れられるのが、この業態だからです。
SESが一律に悪いわけではなく、実務経験を積む場としては合理的な選択肢でもあります。
紹介先を見極める質問
- 直近1年の就職先の業態別の内訳を教えてもらえますか
- 紹介先以外に応募しても支援を受けられますか
- 配属先の常駐案件はどんな内容が多いですか
この3つに具体的に答えられるスクールは、送り出した先を把握しています。
「人によります」で流されたら、その場で判断を保留していいでしょう。
納得したうえで選べば、SESスタートでも十分に道は開けます。
インフラエンジニアの無料スクールと有料スクールの使い分け
結局のところ、どちらを選ぶかは条件で決まります。
20代で年齢条件を満たし、紹介先にも納得できるなら無料で構いません。
30代以上、あるいは就職先を自分で選びたい人は、有料スクールのほうが結果的に得になります。
組み合わせるという手もあります。
費用を抑えた組み立て方
- まず2万円以内のインフラ特化型で適性を試す
- 続けられそうなら資格対応型でCCNAかLinuCを取る
- 転職活動はエージェントを併用して幅を広げる
この順番なら、最初の投資は2万円程度で済みます。
合わなかったときの損失を小さくできるのが、この組み立て方の利点です。
1段目はササエル、2段目はウズウズカレッジという組み合わせが、費用対効果では扱いやすいと思います。
いきなり80万円のスクールに飛び込む前に、一度試してみてください。

インフラエンジニアに未経験から転職するまでの手順
最後に、学習開始から内定までの流れを整理します。
資格・実習・応募をどの順番で進めるかがポイントです。
内定までの3つの手順
- 資格を1つ取って土俵に乗る
- 自分でサーバーを立てて手を動かす
- エージェントと並行して応募を始める
【ステップ1】インフラエンジニアの資格を1つ取る
最初にやるのは資格の取得です。
ネットワーク志望ならCCNA、サーバー志望ならLinuCレベル1を、3〜5ヶ月を目安に1つ取り切ってください。
並行して2つを狙うと、どちらも中途半端になりがちでした。
スクールを使う場合は、その資格の対策が含まれているかを最初に確認します。
資格学習を止めないコツ
- 試験日を先に予約してから勉強を始める
- 1日30分でもいいので毎日触れて間隔を空けない
- 問題集を1冊に絞り、3周する
試験日を先に押さえるのは、地味ですが効果が大きい方法です。
締め切りがあるだけで、学習の優先順位が自然に上がります。
受験料の負担があるスクールなら、そこも活用してください。
【ステップ2】自分でサーバーを立てて手を動かす
資格の勉強と並行して、手を動かす時間を確保します。
VPSを1台借りるか、AWSの無料枠を使えば、月1,000円前後から環境が作れました。
Webサーバーを立てて公開し、SSL証明書を設定するところまで通すと、資格の知識が一気につながります。
VPSが無料で付いてくるササエルの中級コースなら、この環境づくりの手間を省けます。
ここでつまずいた内容をメモしておくと、面接でそのまま話せる材料になりました。
実習でやっておきたいこと
- Linuxサーバーを1台構築してWebサイトを公開する
- 意図的に設定を壊し、ログから原因を特定する
- 作業手順を自分用の手順書としてまとめる
3つ目が意外に効きます。
手順書を書けることは、そのまま運用の現場で求められる能力だからです。
面接で「作業手順書を自分で作りました」と言える未経験者は、そう多くありません。
【ステップ3】転職エージェントと並行して応募を始める
資格の勉強が終わる前から、エージェント登録は済ませておいてください。
インフラ系の求人は数が多いぶん、質のばらつきも大きいのが実情です。
IT特化型のエージェントを1〜2社使うと、案件の中身まで踏み込んだ情報が得られます。
スクールの就職支援だけに頼ると、紹介先が偏りやすくなります。
応募時に確認しておきたい条件
- 常駐先が固定か、短期で変わるか
- 夜勤の頻度と手当の金額
- 設計・構築に関われるまでの標準的な年数
3つ目は特に大事です。
「運用から構築へ上がった人が直近1年で何人いるか」を聞くと、その会社の実態がわかります。
数字で答えられない会社は、そのまま運用に留め置かれる可能性があります。
インフラエンジニアのスクールに関する質問
Q:インフラエンジニアは未経験から何ヶ月で転職できますか
A:資格取得から転職活動まで含めて4〜6ヶ月が目安です。CCNAかLinuCの学習に3〜5ヶ月、応募から内定まで1〜2ヶ月というのが標準的な流れになります。無料スクールの短期集中型なら、最短2ヶ月で就職を目指すコースもあります。
Q:インフラエンジニアのスクールは無料と有料のどちらがいいですか
A:20代で年齢条件を満たし、紹介先の企業に納得できるなら無料で十分です。30代以上、または就職先を自分で選びたい人は有料を検討してください。まず2万円以内のインフラ特化型で適性を試してから決める、という進め方も損が小さくて済みます。
Q:インフラエンジニアに未経験で入ると夜勤は避けられませんか
A:運用監視から入る場合、シフト勤務や夜勤が含まれる現場が多いのは事実です。ただし1〜2年で設計・構築側へ移れば日勤中心に変わります。夜勤をどうしても避けたいなら、社内SEやヘルプデスクから入ってインフラ知識を活かす道も検討してください。
Q:インフラエンジニアのスクールで学ぶならAWSから始めるべきですか
A:ネットワークとサーバーの基礎を先に固めるほうが結果的に速く進みます。クラウドは既存のインフラを抽象化した仕組みなので、土台がないまま触ると設計の判断ができません。CCNAかLinuCを取ってから、AWS認定クラウドプラクティショナーへ進む順番がおすすめです。
まとめ
インフラエンジニアは未経験の求人が多く、CCNAかLinuCを1つ取れば土俵に乗れる職種です。ただし無料スクールは協賛企業モデルで成り立っているため、紹介先の内訳を確認せずに決めると後悔します。まず低予算で適性を試し、続けられそうなら資格対応型へ進む順番が安全です。
ササエルをおすすめする人
ササエルがおすすめな人
- まず2万円以内でインフラの適性を試したい人
- VPSを使って手を動かしながら学びたい人
- 転職活動はエージェントで進めるつもりの人
ウズウズカレッジをおすすめする人
ウズウズカレッジがおすすめな人
- CCNA・LinuCの対策と就職支援をまとめて欲しい人
- キャッシュバックで実質負担を抑えたい人
- 30歳以下で無料コースの対象になる人
インターネット・アカデミーをおすすめする人
インターネット・アカデミーがおすすめな人
- 給付金を使って自己負担を抑えたい人
- インフラエンジニア転職コースで体系的に学びたい人
- 求人紹介まで含めて任せたい人

