「G検定のスクールってどれを選べばいいの?」
「G検定は独学とスクールのどっちが早い?」
G検定の対策講座は2万円台から11万円台まで幅があり、どれも「合格できます」と書いてあります。この記事ではG検定のスクールを9校比較し、試験の中身から逆算した選び分けを整理しました。
先に結論を書くと、選び方は2つに割れます。合格だけが目的なら2万円台の検定特化講座で十分、AIの仕事に就きたいなら合格の先までつながるスクールを選ぶ。この分岐を最初に決めるのが早道です。
この記事の結論
- 合格だけが目的なら、合格で全額返金される2万円台の検定特化講座がもっとも安く済む
- AI人材として転職まで狙うなら、E資格の受験要件も満たすJDLA認定プログラムの校を選ぶ
- 給付金対象の校なら定価79万円台でも実質15万円台まで下がり、検定特化講座との差は縮まる
G検定の試験内容とスクールが要る場面
(出典:一般社団法人 日本ディープラーニング協会「G検定とは」)
G検定のスクールを比べる前に、そもそもどんな試験なのかを押さえておくと判断が速くなります。
ここでは試験の形式と直近の合格率、そしてスクールを使うべき人の条件を確認します。
G検定の試験とスクールの必要性
- G検定の試験概要と受験料
- G検定の合格率が示していること
- スクールが必要になる人・不要な人
G検定の試験概要と受験料
G検定は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施するAI・ディープラーニングの活用リテラシーを測る検定です。エンジニア向けではなく、AIを使う側のビジネス職も対象に含まれます。
受験料は一般13,200円・学生5,500円(税込)で、出題は145問程度。オンライン試験は100分、会場試験は120分です。
G検定の試験概要
- 受験資格:制限なし(誰でも受けられる)
- 実施回数:オンライン年6回・会場年3回(2026年)
- 出題数と時間:145問程度/オンライン100分・会場120分
- 受験料:一般13,200円・学生5,500円(税込)
ここで効いてくるのが試験時間です。145問を100分ということは、1問あたり40秒しかありません。知識を「思い出す」余裕はなく、反射で答えられる状態まで持っていく必要があります。
この設計が、スクールを使うかどうかの判断に直結してきます。じっくり考えて解ける試験なら参考書だけで戦えますが、速度が要る試験では演習量がそのまま合否に出るからです。
もう1つ押さえておきたいのが、2026年からオンライン試験と会場試験が別々のシステムで実施されている点です。申し込み後に方式を変更・振替することはできないため、受ける前に決めておく必要があります。
G検定の合格率が示していること
直近の合格率を並べると、G検定はかなり高い水準にあります。2026年第4回は受験9,241名に対して合格7,677名で約83.1%、第3回は8,305名中6,843名で約82.4%でした。
| 回次 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2026年 第4回 | 9,241名 | 7,677名 | 約83.1% |
| 2026年 第3回 | 8,305名 | 6,843名 | 約82.4% |
| 2026年 第2回 | 12,027名 | 9,265名 | 約77.1% |
ただし、この数字を「簡単な試験」と読むのは早計です。G検定は受験資格に制限がないぶん、記念受験がほとんどいません。対策して臨んだ人だけが母数に入るので、合格率が高く出ます。
裏を返せば、8割が受かる試験で落ちるのは対策不足がはっきり出た結果になります。安心材料ではなく、準備の質を問われる数字だと捉えてください。
スクールが必要になる人・不要な人
G検定は市販のテキストと問題集だけでも合格を狙えます。JDLAの推薦図書も公開されているので、教材が手に入らないという壁はありません。
スクールを使ったほうがよい人の条件
- 統計・線形代数の用語に触れた経験がなく、テキストの前提でつまずく
- 次の試験日までが2ヶ月を切っていて、教材選びに時間を割けない
- 会社の資格支援制度があり、自己負担が実質ゼロに近い
逆に、業務でPythonやデータ分析に触れている方は独学でも十分に届きます。その場合に必要なのは講義ではなく、本番形式の問題演習だけというケースが多いです。
判断に迷ったら、JDLAが公開している例題・ミニテストを先に解いてみるのが手っ取り早い方法になります。半分も歯が立たないなら講義付き、7割方わかるなら演習教材だけ、という切り分けができます。
資格そのものの価値をどう見るかはAI時代にプログラミングの資格は意味ない?取るべき人の条件でも整理しているので、受験するか迷っている段階なら先に読んでみてください。
G検定のスクールと独学の違い
G検定のスクールを検討する方が最初に迷うのが、2万円台を払う価値があるかという点です。月額1,280円から学べるスタアカのような教材まで含めると、選択肢の幅はさらに広がります。
ここでは独学とスクールで何が変わるのかを、範囲・時間・費用の3つの面から見ていきます。
独学とスクールで変わること
- 独学で足りる範囲と足りない範囲
- スクールで短縮できる学習時間
- 費用の差の見方
独学で足りる範囲と足りない範囲
G検定の出題範囲は、AIの歴史から機械学習の手法、ディープラーニングの構造、そして法律・倫理まで広く浅く続きます。1つひとつは深くありませんが、範囲が広いぶん取りこぼしが起きやすい構成です。
市販テキストで足りるのは、この「広く浅く」の部分です。足りなくなるのは、シラバス改訂で新しく入った項目と、本番形式の演習量の2つになります。
独学で埋めにくくなる部分
- シラバス改訂で追加された新しい用語(生成AI関連が毎年動く)
- 145問を100分で解く時間感覚をつかむ演習
- 間違えた問題の「なぜ違うか」を確認する手段
ここを埋めるだけなら、講義付きのスクールでなくても構いません。問題演習に特化した教材を追加するだけで足りる場合もあります。
もう1つ独学が苦しくなるのが、法律・倫理の分野です。個人情報保護法やAI事業者ガイドラインのような制度の話は、技術書の書き方に慣れた頭だと頭に入りづらく、後回しにされがちな領域になります。
ところが出題比率としては無視できない量が出ます。技術パートは得意なのに法律パートで点を落として不合格、というのが独学勢によくある負け方です。
スクールで短縮できる学習時間
G検定の学習時間は、前提知識のある方で30時間前後、まったくの初学者だと100時間前後が目安とされています。この幅の大きさが、スクールを使う価値を決めます。
スクールが短縮してくれるのは、理解そのものではなく「何を捨てるか」の判断にかかる時間です。出題されない周辺知識を深追いしてしまう時間は、独学だと簡単に10時間20時間と消えていきます。
G検定の学習時間の目安
- 統計やPythonに業務で触れている:30時間前後
- IT業界だがAIは未経験:50〜60時間前後
- まったくの初学者:100時間前後(1日1時間なら約3ヶ月)

講義動画が9〜13時間程度に収まっている講座が多いのは、この「捨てる判断」を先にやってくれているからです。時給換算で考えると、2万円台の講座は十分に元が取れる水準になります。
私自身、業務で生成AIのワークフローを組むときにも同じことを感じています。調べる時間そのものより、「どこまで調べれば十分か」がわからない時間のほうがコストが大きいのです。
この感覚は学習でもそのまま当てはまります。範囲の輪郭を先に渡してもらえるだけで、走り出しの迷いは半分以下になります。
費用の差の見方
独学なら公式テキストと問題集で6,000円前後、スクールなら2万円台からです。差額は2万円弱ですが、ここに受験料13,200円が絡んできます。
1回落ちると再受験でもう13,200円かかるので、独学で1回落ちた時点で、スクールを使った場合の総額を超えてしまう計算になります。
総額で見たときの逆転
- 独学で一発合格:テキスト代6,000円+受験料13,200円=19,200円
- 独学で2回目に合格:6,000円+13,200円×2=32,400円
- 講座+一発合格:27,280円+13,200円=40,480円(合格特典で全額返金なら13,200円)
合格で全額返金される講座を選べば、一発合格したときの実質負担が独学より安くなる逆転も起きます。金額だけを見て独学に寄せる判断は、意外と最適ではありません。
さらに見落とされやすいのが、落ちたときの時間の損失です。G検定はオンラインなら年6回あるとはいえ、次の回まで2ヶ月前後空きます。その間、学んだ内容は静かに抜けていきます。
お金だけで比べると独学が勝ち、時間まで入れるとスクールが勝つ。この構図を理解したうえで、自分がどちらを惜しむタイプかを決めてください。
G検定のスクール選びで見る3つの判断軸
G検定のスクールは価格が近く、公式サイトの説明もよく似ています。キカガクのような大手からニッチな講座まで並ぶなかで、差が出るのは価格表に載っていない部分です。
ここでは、実際に申し込む前に確認しておきたい3つの軸を挙げます。
G検定のスクールを見分ける軸
- JDLA認定プログラムを持つ事業者かどうか
- 合格特典・返金制度の有無
- 学習期間とサポートの範囲
【判断軸1】JDLA認定プログラムを持つ事業者か
G検定そのものには受験資格がなく、認定プログラムの修了も不要です。ところが上位資格のE資格は違い、試験日の過去2年以内にJDLA認定プログラムを修了していることが受験の必須要件になります。
つまりG検定の次にE資格まで見ているなら、認定プログラムを持つ事業者の講座を選んでおくと、そのまま接続できます。
JDLA認定プログラムを持つ主な事業者
- キカガク(認定No.00006)
- AVILEN(認定No.00008)
- スキルアップNeXt(認定No.00001)
- Study-AI(認定No.00011)
- zero to one(認定No.00002・00023)
出典:一般社団法人 日本ディープラーニング協会「JDLA認定プログラム事業者一覧」
この一覧に入っていない講座が悪いわけではありません。G検定の合格だけが目的なら、認定の有無は結果に影響しないためです。
ただ、AIの学習は始めてみると「もう少し先まで行きたい」と思う瞬間が必ず訪れます。そのときに講座を選び直すコストを考えると、接続の可能性を残しておくこと自体に価値があります。
認定プログラムは講座単位で登録されているため、同じ会社でも対象コースとそうでないコースが混在している点に注意してください。E資格まで視野に入れるなら、会社名ではなくコース名で確かめるのが確実です。
【判断軸2】合格特典・返金制度の有無
G検定の対策講座には、合格すると受講料が返ってくる仕組みを持つものがあります。アガルートのG検定対策講座は27,280円ですが、視聴期限内に受験して合格すれば全額返金の特典が付く仕組みです。
この制度があると、実質的な負担は受験料だけで済む可能性も出てきます。ただし特典には適用条件があるので、申し込み前に条件ページを必ず読んでください。
返金制度は、スクール側が合格率に自信を持っていることの裏づけでもあります。金額の安さだけでなく、この姿勢まで含めて比べると判断がしやすくなります。
返金・特典まわりで確認すること
- 返金の対象が受講料全額か、一部(お祝い金など)か
- 合格証明の提出方法と申請期限
- 視聴期限内に受験することが条件になっていないか
返金がなくても、合格そのものが目的なら実害はありません。ただ「返ってくるかもしれない」という状態は、学習を続ける動機として想像以上に効きます。

【判断軸3】学習期間とサポートの範囲
受講期間の設定はスクールごとにかなり違います。アガルートは申込日から180日間、AVILENは受講開始から6ヶ月後の月末まで、zero to oneの演習教材は60日間です。
ここで注意したいのは、期間が長いほど良いとは限らない点です。G検定は年に何度も実施されるので、次の受験回から逆算して必要な期間だけ確保すれば足ります。
申し込み前に確認しておくこと
- 受講期間が次の受験回をまたげているか
- 質問対応があるか、回数制限はあるか
- シラバス改訂への対応が明記されているか
質問対応の有無も価格に反映されています。回数無制限の質問がついて2万円台なら、サポート面では十分と考えてよさそうです。
逆に期間が短い教材は、集中を強制してくれる装置として働きます。zero to oneの60日間という設定は、だらだら続けさせないための区切りだと捉えると納得がいくはずです。
ここまでの3つの軸を通すと、候補はだいたい2〜3校まで落ちます。その先は好みの問題なので、無料の資料請求や説明会で肌感を確かめれば十分でしょう。
AI領域を学べるスクール全体の選び方はAIが学べるプログラミングスクール比較11選|目的別の選び方にまとめてあります。
G検定対策スクールの料金と特徴の比較
ここからは実際の金額を並べていきましょう。キカガクのような本格AI育成型と検定特化型では、価格帯が大きく分かれます。
まず9校の料金と特徴を一覧で見たうえで、給付金による実質負担の違いを確認していきましょう。
G検定のスクールの料金比較
- 主要9校の料金と特徴の一覧
- 給付金が使える校との実質負担の差
- 料金だけで選べない理由
主要9校の料金と特徴の一覧
下の表は2026年8月時点の税込価格を、各校の公式情報でそろえたものです。上の5校がAI全般を学べるスクール、下の4校がG検定特化の講座になります。
| スクール | 料金(税込) | 給付金 | JDLA認定 | 向いている目的 |
|---|---|---|---|---|
| キカガク | 792,000円(実質158,400円) | 最大80% | あり | AI人材として転職する |
| スタアカ | 月額1,280円/129,800円 | 対象外 | なし | 出題範囲を安く先取りする |
| テックジム | 入会金33,000円+月額22,000円 | 対象外 | なし | 通いながらPythonも身につける |
| インターネット・アカデミー | 381,260円〜(実質76,252円〜) | 最大80% | なし | 通学でDX人材を目指す |
| ライフシフトラボ | 無料相談で案内(非公開) | 対象外 | なし | 40〜50代がAIを学び直す |
| アガルート | 27,280円(合格で全額返金) | 対象外 | なし | 最短で合格だけを取る |
| AVILEN | 29,700円 | 対象外 | あり | 演習量を確保して合格する |
| スキルアップNeXt | 110,000円 | 対象外 | あり | 講義を厚く受けて理解する |
| zero to one | 5,500円(60日) | 対象外 | あり | 独学に演習だけ足す |
表の下4校を見ると、5,500円から110,000円まで20倍の開きがありました。この差は講義の量と演習の量、そしてサポートの厚みで説明できます。
もっとも安いzero to oneは講義を含まず、約1,000題の問題演習に振り切った構成です。逆にスキルアップNeXtはJDLA認定プログラムの第1号事業者で、講義を厚く受けたい方向けの設計になっています。
価格差の中身
- 5,000円台:問題演習のみ(講義なし・独学の補強用)
- 2〜3万円台:講義9〜13時間+演習+質問対応
- 10万円前後:講義を厚く取り、E資格まで見据えた構成
- 数十万円台:AI全般の実装力+転職支援まで含む
同じ「G検定対策」という言葉でも、5,500円と110,000円では買っている中身がまったく別物だとわかります。安い順に並べて上から検討するやり方が機能しないのは、このためです。
給付金が使える校との実質負担の差
表の中で定価と実質負担が別物になっているのが、キカガクとインターネット・アカデミーの2校です。厚生労働省の専門実践教育訓練給付金で、受講料の最大80%が戻ってきます。
キカガクのAI・データサイエンス人材育成コースは定価792,000円ですが、修了と転職の条件を満たすと実質158,400円まで下がります。11万円のG検定講座と比べても、差は5万円弱です。
もちろん給付金には条件があります。雇用保険の支給要件期間が原則3年以上(初めて利用する場合は2年以上)必要で、受講開始前にハローワークでの手続きも欠かせません。
給付は後払いなので、受講時にはいったん全額を立て替えます。この点はキカガクの給付金は誰が対象になる?条件と実質負担額を解説で条件ごとに整理しています。
給付金を当てにする前に確かめること
- 雇用保険の支給要件期間が足りているか(原則3年・初回2年)
- 受講開始前にハローワークの手続きを終えられる日程か
- 受講月に定価の全額を用意できるか(給付は後払い)
この3つのどれかが崩れると、給付金型は選べません。雇用保険に入っていない個人事業主や、転職直後で被保険者期間が足りない方は、最初から対象外になります。
それでも打つ手がなくなるわけではありません。2万円台の検定特化講座で合格を取り、実務経験を積んでから改めて給付金型に進むという順番なら、条件を満たすまでの時間を無駄にせずに済みます。
料金だけで選べない理由
ここまで見てきた9校は、同じ「G検定のスクール」という枠に入っていても、買っているものがまるで違います。5,500円で買えるのは問題演習だけ、79万円で買えるのは転職までの伴走です。
だから料金の安い順に並べても、選ぶ基準にはなりません。先に自分の出口を決めて、そこに必要なものを持っている校の中で価格を比べるのが正しい順番です。

層をまたいで金額を比べると、必ず安いほうが良く見えます。ここで判断を誤ると、合格したのに次の一歩が用意されていない状態になりかねません。
目的別に選ぶG検定のおすすめスクール
G検定のスクールは、目的が決まれば候補が3つ程度まで絞れます。
ここでは代表的な3つの目的ごとに、どの校を選ぶべきかを整理します。
目的別のおすすめスクール
- G検定の合格だけが目的の方向け
- AI人材として転職まで目指す方向け
- まず安く全体像をつかみたい方向け
G検定の合格だけが目的の方向け
この目的に当てはまる人
- 会社から資格取得を求められていて、期限が決まっている
- 名刺やプロフィールに書ける肩書きが先に欲しい
- AIの実装まではやるつもりがない
このタイプなら、アガルートの27,280円の講座がもっとも合理的です。動画が約9.5時間と短く、合格すれば全額返金される特典まで付きます。
すでにテキストを読み込んでいて演習だけ足したい方なら、zero to oneの5,500円の演習教材で足ります。約1,000題を60日間解ける構成で、時間感覚を鍛えるにはこれで十分です。
この層に79万円のコースをすすめることはしません。目的に対して支払いが大きすぎるからです。
| 項目 | アガルート | zero to one |
|---|---|---|
| 料金(税込) | 27,280円 | 5,500円 |
| 講義 | 動画 約9.5時間 | なし(演習のみ) |
| 演習 | 章末問題+総仕上げ160問 | 約1,000題 |
| 期間 | 申込日から180日 | 購入から60日 |
| 合格特典 | 全額返金(条件あり) | なし |
ただし1点だけ注意があります。合格だけを目的に短期で詰め込むと、半年後には用語がほとんど残りません。名刺に書ける肩書きは手に入っても、会議でAIの話題が出たときに何も言えない状態になります。
これを避けたいなら、講座で合格したあとに月額制の教材で復習を回す形が現実的です。合格を先に取ってから、安いサブスクで知識を維持する。この2段構えなら費用も抑えられます。
AI人材として転職まで目指す方向け
この目的に当てはまる人
- G検定を通過点と考えていて、E資格や実装まで進みたい
- AI・データ活用の職種へ転職したい
- 雇用保険の条件を満たしていて給付金を使える
このタイプに合うのがキカガクです。JDLA認定プログラムを持つ事業者なので、G検定の学習からE資格の受験要件まで同じ場所でつながります。
公式サイトでは業務活用率92%を掲げており、転職支援ではdodaとの提携もうたっています。給付金を適用すれば実質158,400円まで下がるので、11万円の検定講座との差は思ったほど開きません。
| コース | 期間 | 受講料(税込) | 給付金適用後 |
|---|---|---|---|
| AI・データサイエンス人材育成コース | 6ヶ月 | 792,000円 | 実質158,400円 |
| 生成AIビジネス実践コース | 2ヶ月 | 264,000円 | 実質52,800円 |
評判や受講前に見ておくべき注意点はキカガクの評判は?口コミ・料金・給付金・デメリットを解説にまとめてあります。
通学したい方や、Webまわりの技術も一緒に押さえたい方にはインターネット・アカデミーという選択肢もあるでしょう。DX人材養成コースは381,260円で、給付金適用後の自己負担は76,252円まで下がる設定です。
ただし、このタイプの選択には覚悟が要ります。数十万円を先に払い、半年から1年を学習に充てる前提なので、途中でやめたときの損失が大きくなりがちです。
走り切れる設計かどうかは始める前にしか確認できないので、申し込む前の無料説明会で学習計画まで詰めておいてください。
まず安く全体像をつかみたい方向け
この目的に当てはまる人
- そもそもAI分野が自分に合うかを試したい
- 受験するかどうかもまだ決めていない
- 数万円をいきなり払うことに抵抗がある
この段階なら、スタアカの月額1,280円が入口として使えます。G検定専用の対策コースがあるわけではありませんが、機械学習・ディープラーニング・統計学の概要はそのまま出題範囲と重なります。
合わなければ翌月にやめられるので、失うものがほとんどありません。教材の詳細はスタアカの評判は本当?月額1,280円で学べる範囲と注意点で確認できます。
1〜2ヶ月ほど触ってみて、動画を見るのが苦にならないと感じたら次に進めば十分です。そこで初めて検定特化の講座を買っても、余計にかかったのは3,000円弱にしかなりません。
| 入口として使える選択肢 | 月あたりの負担 | 向いている人 |
|---|---|---|
| スタアカ ライトプラン | 1,280円 | 1人で動画を進められる |
| テックジム | 22,000円(別途入会金) | 通う場所があると続く |
| ライフシフトラボ AIコース | 無料相談で案内 | 40〜50代で学び直したい |
通って習慣にしたい方にはテックジム、40〜50代で学び直しを考えている方にはライフシフトラボという選択肢もあります。
この段階で大事なのは、決めきらないことです。受験するかどうかも決まっていないうちに数万円を払うと、その支出自体がプレッシャーになって手が止まります。
小さく始めて、続きそうなら投資を上げる。学習に限らず、不確実なものに対してはこの順番がいちばん損の少ないやり方になります。
自分の条件で候補を絞りたい方は、プログラミングスクール診断で3つの設問に答えると、目的別のおすすめと給付金適用後の実質負担額が表示されます。
G検定のスクールで失敗しないための注意点
最後に、申し込んだあとで気づきやすい落とし穴を挙げておきます。
ここでは合格率の読み方、シラバス対応、そして日程の組み方の3点を確認します。
申し込み前に確認したいこと
- 合格率の高さを鵜呑みにしない
- 教材の対応シラバスを確かめる
- 受験申込の締切と講座期限を合わせる
合格率の高さを鵜呑みにしない
スクールの公式サイトには「受講生合格率◯%」という数字が並びます。ただ、この分母がどう定義されているかは表に出てきません。
受講しただけで受験しなかった人を分母から外せば、合格率はいくらでも高く見せられます。比べるべきは合格率そのものではなく、その数字の分母が公開されているかのほうです。
数字を見るときの注意
- 分母(受講者数か受験者数か)が明示されているか
- いつの試験回の実績かが書かれているか
- 全国平均の合格率と比べて差があるか
とはいえ、数字を出していること自体は前向きに評価してよい材料です。まったく公開していない講座より、条件付きでも開示している講座のほうが検証はしやすくなります。
そもそもG検定は全国平均が8割前後の試験です。受講生合格率90%という数字も、全国平均との差は10ポイント程度しかありません。ここに大きな期待を寄せるより、自分が確保できる学習時間を見るほうが確実です。
数字は選ぶ理由ではなく、最後に背中を押す材料くらいに置いておくと判断を誤りません。
教材の対応シラバスを確かめる
G検定のシラバスは定期的に改訂され、生成AI関連の項目は特に動きが速い領域です。古いシラバスのままの教材で学ぶと、当日に見たことのない用語が並びます。
アガルートの講座が「2024 #6改訂シラバス対応版」と明記しているように、対応シラバスの版を公式サイトに書いている講座を選ぶのが安全です。
中古のテキストや型落ちの動画教材を安く手に入れる方法もありますが、この分野では節約が裏目に出ます。1年前の教材は、すでに1回分の改訂に置いていかれている可能性があります。
教材の鮮度を確かめる方法
- 公式サイトに「◯◯改訂シラバス対応」の記載があるか
- 生成AI・大規模言語モデルの項目がカリキュラムにあるか
- 教材の最終更新日が公開されているか
不安なら、JDLAが公開しているシラバスと教材の目次を突き合わせてみてください。10分で終わる確認で、無駄な出費を避けられます。
逆に、対応版を明記している講座なら安心して任せられるでしょう。改訂に追随するコストを払っている事業者は、それだけ試験を真剣に見ているという証拠でもあります。
受験申込の締切と講座期限を合わせる
G検定は2026年からオンライン試験が年6回、会場試験が年3回の体制になりました。回数が増えたぶん、いつでも受けられる気持ちになりやすいのが落とし穴です。
申込には締切があり、受講期間にも終わりがあります。「講座の期限内に受験する」ことが返金特典の条件になっている講座もあるため、この2つは必ず先に突き合わせてください。
日程で失敗しないための手順
- 受ける試験回を先に決めて、申込締切をカレンダーに入れる
- その日から逆算して、必要な学習時間が取れるかを確認する
- 講座の視聴期限がその試験日をまたいでいるかを確かめる
受験日を先に押さえてしまうのは、心理的にも効きます。締め切りのない学習が止まりやすいのは、締め切りがないこと自体が原因だからです。
先に13,200円を払って受験を確定させてから講座を選ぶくらいの順番でも構いません。払ってしまった以上やるしかない、という状態を作るほうが結果は出ます。
この3ステップを申し込み当日にやっておくと、あとは学習に集中できるはずです。データ分野の学び直し全体の進め方はデータサイエンススクール|30代が実務で使えるまでの道筋を解説も参考になります。
G検定のスクールに関する質問
Q:G検定はスクールなしの独学でも合格できますか?
A:業務でデータ分析やPythonに触れている方なら、市販テキストと問題集だけでも合格を狙えます。ただし用語がまったく初めての場合、独学だと出題されない範囲を深追いして時間を浪費しやすくなります。
Q:G検定のスクールはいくらぐらいが相場ですか?
A:検定特化の講座は2万円台から3万円台が中心で、演習教材だけなら5,500円から手に入ります。AI全般を学ぶ本格的なコースは数十万円台ですが、給付金対象なら実質負担は15万円台まで下がります。
Q:G検定の合格に必要な学習時間はどれくらいですか?
A:前提知識がある方で30時間前後、初学者だと100時間前後が目安になります。1日1時間なら初学者で3ヶ月程度を見ておくと、無理のない計画が立てられます。
Q:G検定のスクールでE資格の受験資格も取れますか?
A:E資格の受験にはJDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了している必要があります。キカガクやAVILENなど認定事業者の講座を選べば、そのまま接続できます。
まとめ
G検定のスクールは、合格だけが目的なら2万円台の検定特化講座で足り、AI人材として転職まで目指すなら給付金対象のスクールが現実的です。試験の合格率は8割前後と高いものの、それは対策した人だけの数字なので、出口を決めてから講座を選ぶ順番だけは崩さないでください。
この記事の要点
- 受験料は一般13,200円・145問を100分で解く形式
- 直近の合格率は約77〜83%(対策済みの層の数字)
- 検定特化講座は27,280円〜・合格で全額返金の特典も
- キカガクは給付金で実質158,400円・E資格まで接続
- 選ぶ順番は「出口→期限→学習時間→料金」

