フリーランスエンジニアの在宅案件ってどうやって探せばいいの?
在宅でできる案件を比較してサービスを選びたい!
フリーランスとして働き始めたとき、「とにかく在宅で動きたい」と思ってエージェントにいくつか登録してみたんですが、案件票を見るたびに「週2出社あり」「常駐前提」と書かれていて正直しんどかったです。どこに登録すれば在宅案件に辿り着けるのか、最初はさっぱりわかりませんでした。
結論から言うと、在宅案件に強いエージェントを2〜3社並行登録して、希望条件を数字で明示するだけで紹介される案件が変わります。この記事では、在宅・フルリモート案件に強いサービスを17個まとめた比較表と、案件を効率よく探す手順、やりがちなミスを解説します。
この記事でわかること
- フルリモートと「在宅OK」案件の違い
- 在宅案件に強いサービス17選の比較表(エージェント・クラウドソーシング)
- 在宅案件を効率よく見つける3ステップ
- 在宅案件で陥りやすいミス3つと対処法
フリーランスエンジニアの在宅案件とはどんなものか
「在宅案件」と一口に言っても、実態はかなりバラバラです。案件票の表記だけで判断すると、入ってから「週1は来てほしい」と言われるケースもあります。最初に種別を整理しておくと、後の絞り込みがぐっとラクになります。
ここでは、以下の内容について詳しく解説します。
在宅案件の基本を整理する
- フルリモートと「在宅OK」案件の定義の違い
- 在宅案件が多い職種・技術スタックの傾向

フルリモートと「在宅OK」は別物だと知っておく
案件票に書かれているリモート表記には、大きく3段階があります。
- フルリモート(週5在宅):オフィス出社が一切不要。契約期間中ずっと自宅で稼働できる
- 一部リモート(週1〜3出社):週次ミーティングや月次定例だけ出社するケース。「在宅メイン」と書かれていてもこれに当たることが多い
- リモート相談可:現時点では非対応だが、実績を積んで信頼を得れば交渉できるという意味合い
案件票に「在宅OK」と書いてあっても、週1〜2の出社が実質必須というケースは珍しくありません。エージェント経由で紹介を受ける際は「週何回出社が発生するか」を必ず確認するよう習慣づけると良いです。
注意点
「原則在宅・必要に応じて出社」という表記は要注意です。「必要に応じて」の定義がクライアント側にあるため、実際には週1〜2の出社が発生するケースもあります。契約前に出社頻度の上限を明文化してもらうと安心です。
在宅案件が多い職種・技術スタック
フリーランスエンジニアの在宅案件は、職種と技術スタックによって取れる案件数がかなり変わります。
- Webバックエンド(PHP・Ruby・Python・Go):在宅案件が最も多い。要件定義や設計フェーズからリモート対応しているプロジェクトが多い
- フロントエンド(React・Vue・TypeScript):バックエンドに次いで在宅率が高い。デザインとの連携が必要な場面でもオンラインMTGで完結するケースが増えている
- インフラ・クラウド(AWS・GCP・Terraform):操作はリモートが前提なので在宅案件が多い。一方、オンプレ系は現地作業が残りやすい
- AI・機械学習:研究開発フェーズはリモート化が進んでいるが、クライアントの社内データを扱う案件は常駐必須のケースも多い
組み込み系・製造業向けのSES案件は在宅率が低い傾向にあります。在宅を最優先にするなら、Web系・クラウドインフラ系に絞って案件を探すのが近道です。
ポイント
スキルセットが在宅案件に向いているかどうかは、希望するエージェントに登録して担当者に確認するのが一番早いです。登録すること自体は無料・無拘束なので、まず話を聞くところから始めると良いです。
フリーランスエンジニアの在宅案件サービス比較17選
在宅案件を探せるサービスは大きく「エージェント型」と「クラウドソーシング・マッチング型」の2種類があります。それぞれの特徴を把握したうえで使い分けると、案件の質が上がります。
ここでは、以下の内容について詳しく解説します。
在宅案件サービスの全体像と比較
- エージェント型サービスおすすめ13選の比較表
- クラウドソーシング・マッチング型4選の比較表
エージェント型サービスおすすめ13選
エージェント型は担当者が案件を紹介してくれるサービスです。非公開案件が多く、単価交渉も代行してもらえるので、フリーランス歴が浅い時期でも使いやすいです。
| サービス名 | リモート率目安 | 特徴・こんな人向け |
|---|---|---|
| レバテックフリーランス | 高い | 業界最大規模。案件数が多く選択肢が広い。高単価帯の在宅案件を探したい人向け |
| クラウドワークステック | 約90% | リモート率業界トップクラス。契約まで平均3日と最速。フルリモート最優先の人向け |
| Findy Freelance | 高い | GitHubスコアで技術力を可視化。スキルで単価を上げたいエンジニア向け |
| Midworks | リモート案件1万件超 | 健康保険補助など正社員並みの保障が使える。安定を求めながら在宅で働きたい人向け |
| HiPro Tech | 高い | パーソルキャリア運営。週3〜など稼働形態が柔軟。複数案件を掛け持ちしたい人向け |
| フォスターフリーランス | 約88% | 創業25年超の老舗。エンジニア専門で信頼性が高い。着実に案件を紹介してほしい人向け |
| FLEXY | 高い | 週1〜の柔軟稼働案件が豊富。複数の案件を週単位で組み合わせたい人向け |
| Remogu | リモート特化 | 非公開案件が全体の約80%。リモートワーク専門エージェントなので在宅希望に的確に対応 |
| ランサーズテックエージェント | 高い | ランサーズの企業ネットワークを活かした高単価案件が中心。リモート中心の稼働が可能 |
| PE-BANK | 高い | 創業30年超のエンジニア特化エージェント。独立初期のサポートが手厚い |
| テックビズフリーランス | 高い | IT特化。会計・税務サポートも付属しているので確定申告に不安がある人にも向いている |
| ITプロパートナーズ | 高い | 週2〜の副業・複業向け案件が充実。本業の傍らで在宅案件を試したい人向け |
| ギークリー | 対応あり | IT・ゲーム・Web業界特化。転職とフリーランスを並行して探せる。ゲーム系技術者に強い |
クラウドソーシング・マッチング型4選
クラウドソーシング型は自分で案件を探して応募するスタイルです。単価はエージェント型より低めですが、副業や単発案件、スモールスタートには向いています。
| サービス名 | 在宅対応 | 特徴・こんな人向け |
|---|---|---|
| クラウドワークス | ほぼ全案件が在宅可 | 国内最大規模の案件数。初心者歓迎案件も多い。副業の足がかりとしてまず登録しやすい |
| ランサーズ | ほぼ全案件が在宅可 | クラウドワークスと並ぶ国内大手。長期案件も多く、固定報酬型の継続依頼を狙いやすい |
| Workship | 在宅中心 | 週2〜の業務委託案件が中心。スタートアップ・ベンチャーの案件が多く、単価交渉しやすい |
| ココナラ | 完全在宅 | スキルを販売する単発型。LP制作・バグ修正・相談対応など切り売りしやすい人向け |
ポイント
エージェント型とクラウドソーシング型は使い分けが基本です。高単価の継続案件はエージェント、単発・副業はクラウドソーシングと役割を分けると効率が良いです。両方に登録しておいて損はありません。
フリーランスエンジニアの在宅案件の探し方3ステップ
在宅案件が豊富なサービスを知っていても、使い方次第で結果がかなり変わります。私が実際に試して手応えがあった手順を3ステップで整理しました。
ここでは、以下の内容について詳しく解説します。
在宅案件を効率よく見つける3ステップ
- 【ステップ1】稼働条件を数字で整理する
- 【ステップ2】3サービス以上に同時登録する
- 【ステップ3】プロフィールを在宅向けに整える

【ステップ1】稼働条件を数字で整理する
「在宅がいい」だけでは案件を絞り込めません。エージェントに伝える前に、自分の条件を数字と言葉で整理しておくと話がスムーズに進みます。
- 週の稼働日数:週5フルコミット or 週3〜4 or 週2以下(副業)
- 出社頻度の上限:「月1回まで出社OK」「完全リモートのみ」など明確に
- 希望単価の下限:「月60万以上」のように下限を設定しておく
- 契約期間の希望:3ヶ月短期 or 6ヶ月〜の長期安定案件
この4点を整理して登録すると、担当者が条件に合った案件を優先的に紹介してくれます。「在宅希望」と言うだけより、「週5フルリモート・月60万以上・長期希望」と伝えるほうが紹介の精度が段違いに上がります。
【ステップ2】3サービス以上に同時登録する
エージェントごとに保有している案件が違います。1社だけに頼ると選択肢が狭まり、条件に合う案件に出会うまでに時間がかかります。
私が試して良かった組み合わせは以下のとおりです。
- 組み合わせ例A(在宅最優先):クラウドワークステック + Remogu + レバテックフリーランス
- 組み合わせ例B(単価重視):レバテックフリーランス + Findy Freelance + HiPro Tech
- 組み合わせ例C(副業・複業から始める):ITプロパートナーズ + Workship + クラウドワークス
3社以上に並行登録することへの抵抗感がある方も多いですが、登録は無料・無拘束なので問題ありません。担当者も「他社にも登録している」と伝えるほうが誠実で、紹介の対応が早くなる場合もあります。
ポイント
初回面談では「在宅優先で探している」「週○回の出社であれば検討できる」と具体的に伝えましょう。担当者もヒアリングで深掘りしてくれるので、素直に話すのが一番早いです。
【ステップ3】プロフィールを在宅向けに整える
「フルリモート希望」と登録フォームに書くだけで紹介される案件が変わります。それだけでなく、プロフィール全体を在宅で働ける人間だと伝わるように整えると、案件のマッチング精度がさらに上がります。
- 稼働形態の希望を明記:「完全リモート希望」「週1出社まで対応可」と数字で書く
- 非同期コミュニケーションの実績:SlackやNotion、GitHubなどを使って非対面でプロジェクトを進めた経験を書く
- 自己管理・進捗報告の習慣:毎日の日報・タスク管理ツール活用など、在宅でも動けることを示す
- GitHubやポートフォリオのURL:非対面でも技術力が確認できる材料を用意しておく
在宅案件のクライアントが一番気にしているのは「会わなくても仕事が進む人かどうか」です。プロフィールを読んで「この人なら安心してリモートで依頼できる」と思ってもらえる情報を意図的に入れるのが、案件選択のスピードを上げるコツです。
フリーランスエンジニアが在宅案件で陥りやすいミス3つ
在宅案件を探す人が共通してハマるポイントがあります。知っていれば避けられるミスなので、事前に整理しておきましょう。
ここでは、以下の内容について詳しく解説します。
在宅案件探しでよくあるミス
- 【ミス1】リモート率だけ見て単価を下げすぎる
- 【ミス2】エージェント1社だけで探し続ける
- 【ミス3】コミュニケーションコストを甘く見る
【ミス1】リモート率だけ見て単価を下げすぎる
フルリモート案件の単価は常駐案件と比べて10〜20%低めになる傾向があります。これ自体は事実ですが、「在宅だから」という理由で単価の妥協ラインを下げすぎると、後で後悔しやすいです。
実質的なコストを計算すると話が変わります。常駐案件で毎日通勤する場合、交通費・外食費・スーツ代などを合算すると月3〜5万円以上のコストが発生するケースもあります。フルリモートで単価が月5万円低くても、コスト差で実質トントンになることも少なくないです。
注意点
「在宅だから低単価でも仕方ない」と先に決めてしまうのが一番もったいないです。エージェントに「フルリモートで月○万円以上の案件を優先してほしい」と伝えれば、条件交渉を代行してくれます。最初から妥協しない姿勢を持つことが大事です。
【ミス2】エージェント1社だけで探し続ける
「最初に登録したサービスで決める」というスタイルで動いている方が多いですが、エージェントごとに保有案件が重複しない部分がかなりあります。1社に絞ると、本来出会えたはずの案件を見逃している可能性が高いです。
私自身、最初はレバテックフリーランス1社に登録していましたが、Remoguに追加登録してみたところ、前者では紹介されなかったフルリモート案件が複数出てきました。同じ条件でも紹介される案件が違うというのは、実際に登録してみて初めて気づいたことです。
目安として3社以上に同時登録して3〜6ヶ月ごとに使うサービスを見直すという運用が、在宅案件を継続的に確保するうえで現実的です。
【ミス3】コミュニケーションコストを甘く見る
在宅で案件が続かない人に共通しているのが、コミュニケーションの頻度と品質が落ちることです。対面であれば雑談の中で自然に伝わっていた進捗や懸念事項が、リモートでは意識して発信しないと届きません。
- Slackのレスポンス速度:在宅だからといって返信が遅くなると、クライアントの不安につながる
- 日次の作業報告:「今日どこまで進んだか」を毎日短文で共有するだけで信頼度が上がる
- 懸念点の早期共有:仕様の疑問点を溜めずに早めにSlackで確認するほうが、手戻りが減ってお互いラク
在宅案件が継続する人は「会わないのに仕事が見える」というイメージを意図的に作っています。テキストで伝わる量を増やす習慣が、在宅での長期稼働を支えてくれます。
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関連記事:フリーランスエージェントのメリット7つ|失敗しない選び方と比較表
フリーランスの在宅案件に関するよくある質問
Q:フリーランスエンジニアが在宅案件を見つけるには何が最優先ですか?
A:エージェント型サービスに複数同時登録して「フルリモート希望」を明示することが最優先です。1社だけでは案件の選択肢が限られるので、まず2〜3社に登録してみてください。リモート率が高いサービス(クラウドワークステックやRemoguなど)から始めると在宅案件に出会いやすいです。
Q:未経験でもフルリモートの案件は取れますか?
A:実務経験が少ない段階でのフルリモート案件は難易度が高めです。クライアント側も「コードレビューや設計のサポートができる人が近くにいてほしい」と考える場合が多く、初期は一部出社ありの案件から始めて信頼を積んでからフルリモートへ切り替えるのが現実的なルートです。
Q:在宅案件はエージェントとクラウドソーシングのどちらが良いですか?
A:フリーランスとして本業にするならエージェント型、副業や単発で試したいならクラウドソーシング型が向いています。両方を並行して使うのが最も選択肢が広くなります。単価はエージェント型のほうが総じて高い傾向があります。
まとめ
フリーランスエンジニアの在宅案件を効率よく探すには、リモート率の高いサービスを複数並行活用して、自分の希望条件を具体的に伝えることが近道です。
- 「在宅OK」と「フルリモート」は定義が違う。案件票の表記は入念に確認する
- エージェント型は高単価・長期向き、クラウドソーシング型は副業・単発向きで使い分ける
- 3サービス以上に同時登録して、3〜6ヶ月で見直す運用が現実的
- プロフィールは「リモートで信頼できる人」と伝わる情報を意図的に入れる
- 在宅での長期稼働にはコミュニケーションの質と頻度を意識して保つ
どのサービスが自分に合うかは、実際に登録して担当者と話してみないとわかりません。まず2〜3社に登録してみて、紹介される案件の質と担当者との相性を確認してみてください。在宅案件を続けていくうえで、どんなクライアントと働きたいかのイメージも少しずつ固まっていきます。
