フリーランスエンジニア

フリーランスエンジニアの案件の探し方|サービス比較と選び方

本記事にはプロモーション(広告)が含まる場合があります。

フリーランスエンジニアって、案件はどうやって探せばいいの?
どのサービスを使えば高単価案件が取れるの?

独立を考えたり、すでにフリーランスとして動き始めたエンジニアにとって、案件の探し方は最大の関心事ですよね。エージェントだけでも数十社あるし、クラウドソーシングや直接営業まで含めると、どれから手をつければいいか迷うのは当然です。

この記事では、実際に複数のサービスを使った経験をもとに、フリーランスエンジニアの案件の探し方を3つのルート別に解説します。また、エージェント・クラウドソーシング・案件比較サービス15社を比較表でまとめているので、自分に合ったサービスをすぐに選べます。

この記事でわかること

  • フリーランスエンジニアの案件獲得3つのルート
  • エージェント・クラウドソーシング15サービスの比較表
  • 経験年数・稼働スタイル別のサービス選び方
  • 案件を受ける前のチェックポイント3つ
著者について

🧑‍💻

Web Engineer & AI Developer

ITエンジニア歴15年超。設計・実装・運用まで一気通貫でこなすエンジニア。最近はAIエージェント開発・今後のキャリアを軸に発信中。

AIエージェント開発
フルスタックエンジニア
インフラ構築・運用

フリーランスエンジニアの案件探しには3つのルートがある

まず全体像を把握しておきましょう。フリーランスエンジニアが案件を探す方法は大きく3つに分かれます。どれが「正解」かは人によって違うので、特徴を理解した上で自分に合うルートを選んでください。

ここでは、以下の内容について詳しく解説します。

フリーランスエンジニアの案件獲得3ルート

  • エージェント型|担当者が案件を提案してくれる
  • クラウドソーシング型|自分で案件を探して応募する
  • 直接営業・SNS型|自力で案件を取りに行く
フリーランスエンジニアの案件獲得3ルート比較

エージェント型|担当者が案件を提案してくれる

フリーランスエンジニアの案件探しで、最もよく使われているのがエージェントの活用です。登録すると担当者がついて、スキルや希望条件に合った案件を提案してくれます。

エージェント型の最大の強みは、一般公開されていない非公開案件にアクセスできることです。市場に出回っている案件の中には非公開のものも多く、エージェントに登録しないと提案されません。

メリット デメリット
非公開案件にアクセスできる マージン(手数料)が引かれる
単価交渉を代行してくれる エージェントによって得意分野が異なる
契約・請求書まわりをサポート 実務経験が少ないと登録できない場合も

クラウドソーシング型|自分で案件を探して応募する

クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサービスは、自分で案件を検索して応募するスタイルです。経験が少ない段階でも案件が取りやすく、実績を積む最初の踏み台として使いやすいのが特徴です。

単価はエージェント経由より低め(数万円〜数十万円の案件が中心)ですが、評価が積み上がると継続案件や紹介に発展するケースもあります。「まず実績を作りたい」という人には向いています。

直接営業・SNS型|自力で案件を取りに行く

エージェントへのマージンがなく、単価が最も高くなりやすいのが直接営業です。元同僚・元クライアントへの声かけ、XやGitHubでの発信、勉強会・コミュニティへの参加などがこれにあたります。

私自身、X経由でDMが来て案件につながった経験があります。ただし信頼関係を築くまでに時間がかかるので、エージェントやクラウドソーシングと並行して長期的に続けるものとして考えるのがおすすめです。

ポイント

3つのルートは「どれか一つ」ではなく、組み合わせて使うのが正解です。安定収入はエージェント、実績積みはクラウドソーシング、長期的な単価アップは直接営業、という使い分けが現実的です。

フリーランスエンジニアが使うエージェント・サービス15選

案件探しに使えるサービスを、エージェント型・クラウドソーシング型・案件比較型の3カテゴリに分けて紹介します。サービス名はすべて公式サイトにリンクしているので、そのまま登録ページに飛べます。

ここでは、以下の内容について詳しく解説します。

フリーランスエンジニア向けサービス15選

  • フリーランスエンジニア向けエージェント9選
  • クラウドソーシング・案件マッチングサービス3選
  • 案件比較・一括検索サービス3選

フリーランスエンジニア向けエージェント9選

エージェントは「週5フルタイム向け」「副業・週2〜3日向け」「完全リモート特化」など、それぞれ得意な領域が違います。表を参考に、自分の稼働スタイルに合うサービスから登録してみてください。

サービス名 特徴 月単価相場 稼働形態 向いている人
レバテックフリーランス 業界最大級の案件数。リモート参画率91%以上。平均年収881万円 50〜100万円以上 週5フルタイム中心 経験2年以上・まず定番から試したい人
Midworks 非公開案件80%以上。給与補償・書籍代・交通費補助など福利厚生充実 60〜100万円 週4〜5日中心 会社員に近い保障が欲しいエンジニア
ITプロパートナーズ 週2〜3日案件数が業界随一。エンド直契約で高単価。スタートアップ案件多数 週2〜3日で40〜70万円 週2〜5日 副業エンジニア・スタートアップ案件希望者
FLEXY by PKSHA 技術顧問・CTO・PMO案件が豊富。週1日〜の柔軟な稼働が可能 60〜144万円以上 週1〜5日 上流工程希望・技術顧問を探しているベテラン
ギークスジョブ 初心者向けセミナー・独立相談会あり。市場価値診断サービスも提供 70〜130万円 週2〜5日 独立初心者・スキルアップしながら案件を探したい人
テックストック 平均年収935万円。案件の60%以上が月単価80万円以上。東証グロース上場企業運営 80万円以上が60% 週1〜5日 ハイクラス案件を狙うベテランエンジニア
Remogu(リモグ) 全案件がリモートワーク。副業大歓迎・週2日〜OK。月80万円以上の高単価案件も多数 60〜80万円以上 週2日〜フルタイム 完全在宅で働きたいエンジニア・副業兼用
クラウドワークス テック クラウドワークスが運営する企業向け業務委託案件サービス(旧クラウドテック) 40〜80万円 週3〜5日 クラウドワークスの実績を活かして企業案件に移行したい人
PE-BANK マージン率10〜15%の低マージンが特徴。全国12都市に拠点あり。平均年収800万円以上 50〜80万円以上 常駐・リモート選択可 手取りを最大化したい人・地方エンジニア

注意点

エージェントに支払われるマージン(手数料)の料率は多くのサービスで非公開です。複数のエージェントに同時登録して単価を比較することが、実質的な手取り最大化の近道です。1社だけで決めるのは避けてください。

クラウドソーシング・案件マッチングサービス3選

エージェントへの登録が難しい段階や、スキマ時間で動ける小規模な案件を探したい場合に活用できるサービスです。評価が積み上がると継続案件・高単価案件への道が開けます。

サービス名 特徴 向いている経験レベル
クラウドワークス 国内最大のクラウドソーシング。案件数が多く、Web開発・アプリ開発など多様な案件が揃う 初心者〜中堅
ランサーズ 品質・安全性重視。タスク型・プロジェクト型・時間制など契約形態が多彩。高単価案件もある 初心者〜上級
Workship(ワークシップ) エンジニア・デザイナー・マーケターなど多職種対応。5,300件以上の案件、副業案件も多数 中堅〜上級

案件比較・一括検索サービス3選

複数のエージェントが持つ案件を横断して検索できる「案件比較サービス」も活用すると便利です。一度に多くの案件を比較でき、自分に合ったエージェントを探す入口としても使えます。

サービス名 特徴
フリーランスHub 複数エージェントの案件を36万件以上一括検索できる。希望条件で絞り込み後、各エージェントへ直接応募できる
エンジニアスタイル フリーランスエンジニア向けの案件一括検索サービス。技術スタック・稼働日数で細かく絞り込める
フリーランススタート 複数エージェントの案件を一括比較できる。エージェントの口コミ・評判もチェックできる

ポイント

案件比較サービスは「どのエージェントに自分の希望案件があるか」を下調べするのに便利です。ただし最終的には各エージェントに直接登録して担当者と話すことで、非公開案件にアクセスできます。比較サービスだけで完結させないのがコツです。

フリーランスエンジニアがサービスを選ぶ3つの軸

「どのサービスを使えばいいか」と迷ったら、以下の3軸で考えると整理しやすいです。

ここでは、以下の内容について詳しく解説します。

フリーランスエンジニアのサービス選び方

  • 経験年数で選ぶ
  • 稼働スタイルで選ぶ
  • 複数サービスを組み合わせる戦略

経験年数で選ぶ(未経験〜1年 / 2〜3年 / 5年以上)

経験年数によって、使えるサービスと向いているサービスが変わります。自分の現在地に合わせて選んでください。

経験年数 おすすめルート おすすめサービス
〜1年 クラウドソーシングで実績を積む クラウドワークス・ランサーズ
2〜3年 エージェントに登録してフルタイム案件へ レバテック・ギークスジョブ・Midworks
5年以上 高単価エージェント・技術顧問案件へ テックストック・FLEXY by PKSHA

ただし年数より大事なのは「何ができるかを言語化できるか」です。2年でも特定の技術に強みがあれば、ベテラン向けサービスへの登録も検討してみてください。スキルの棚卸しについてはフリーランスのスキル棚卸し|案件獲得につながる強みの見つけ方も参考にしてみてください。

稼働スタイルで選ぶ(週5 / 週2〜3 / 完全リモート)

本業との兼ね合いや、生活スタイルに合わせてサービスを選ぶことも大事です。

  • 週5日フルタイムで独立したい:レバテックフリーランス・ギークスジョブ・Midworksが案件が豊富
  • 週2〜3日で副業と本業を両立したい:ITプロパートナーズ・Remogu・テックストックが向いている
  • 完全リモートで働きたい:Remogu(全案件リモート)・クラウドワークス テックが特化している
  • 技術顧問・週1日だけ関わりたい:FLEXY by PKSHA が最も案件が多い

複数サービスを組み合わせる戦略

「1つのエージェントに絞る」という選び方は、機会を大きく損失します。私自身は、メインのエージェント2社+クラウドソーシング1サービスを並行して使っています。

おすすめの組み合わせ例です。

  • 【独立初期】クラウドワークス(実績積み)+ レバテックフリーランス(本命エージェント)
  • 【副業エンジニア】ITプロパートナーズ(週2〜3日案件)+ Remogu(完全リモート副業)
  • 【ベテラン・単価最大化】テックストック+ FLEXY by PKSHA+ PE-BANK(低マージン)

複数登録することで、提示される単価を比較できるのが一番のメリットです。同じスキルでもエージェントによって提示単価が10〜20万円変わることは珍しくありません。エージェントのメリット・使い方についてはフリーランスエージェントのメリット7つ|失敗しない選び方と比較表も参考にしてください。

フリーランスエンジニアが案件を見つけたら確認すること

案件が見つかっても、内容を確認せずに飛びつくのは危険です。受ける前に必ずチェックしてほしいポイントと、よくある失敗も合わせて解説します。

ここでは、以下の内容について詳しく解説します。

フリーランスエンジニアの案件確認ポイント

  • 案件の精査で外せない3つのチェックポイント
  • 案件探しで失敗しやすいパターン
案件を受ける前のチェックポイントと失敗パターン

案件の精査で外せない3つのチェックポイント

提示された案件を受けるかどうか判断するとき、最低限この3点は確認してください。

① 稼働日数・リモート可否・契約形態を確認する

週何日稼働か、フルリモートかハイブリッドか出社必須か、業務委託か準委任かを最初に確認します。特に「業務委託(請負)」か「準委任」かは重要で、請負は成果物の完成責任を負うため、スコープが曖昧だと後から大変になります。

② 単価の中身を確認する(交通費・経費込みかどうか)

「月80万円」と提示されても、交通費・経費が込みなのか別途支給なのかで手取りが変わります。また、源泉徴収の有無も確認が必要です。源泉徴収が引かれる場合は手取りが10.21%下がります。

③ 継続案件になる可能性を確認する

単発案件を受け続けると、毎回営業活動が必要になって疲弊します。「継続の可能性はありますか?」とエージェント担当者に確認するだけで見えてくることがあります。可能なら継続前提の案件を優先して選ぶのがおすすめです。

ポイント

単価の高さだけで案件を選ぶのは危険です。稼働日数・継続性・リモート可否を総合的に見て判断してください。月60万円の継続案件の方が、月80万円の単発案件より収入が安定することも多いです。

フリーランスエンジニアの案件探しで失敗しやすいパターン

案件探しでよくある失敗を3つ挙げます。私自身もやってしまったものもあるので、心当たりがある人は早めに修正してください。

  • エージェント1社だけに絞って選択肢を狭める:1社だけだと非公開案件の母数が小さくなります。最低でも2〜3社に並行登録してください
  • 提示単価が高い案件を契約条件を読まずにOKしてしまう:スコープが曖昧・解除条件が不明確な案件は後から炎上リスクがあります。必ず契約書を読んでから承諾してください
  • 単発案件を受け続けて収入が安定しない:単発ばかりでは毎月の営業コストが高くなります。継続案件・リピートクライアントを増やすことが安定化の鍵です

注意点

「高単価なら何でもOK」という姿勢で案件を取り続けると、特定分野しかできないエンジニアになっていくリスクがあります。単価だけでなく「この案件で何が身につくか」も判断軸に入れてください。単価アップの戦略についてはフリーランスエンジニアの単価を上げる方法|AI時代に通用する6つの戦略でも解説しています。

よくある質問

Q:案件が見つからないときはどうすればいいですか?

A:まず登録サービスの数を増やすことが有効です。1社しか登録していない場合は2〜3社に広げてみてください。また、スキルシートの書き方が案件とマッチしていない可能性もあります。エージェントの担当者に「スキルシートを見てもらえますか?」と相談するだけで改善するケースも多いです。クラウドソーシングで小さな案件を受けながら実績を積む方法も並行して試してみてください。

Q:フリーランスエンジニアの案件の平均月単価はいくらですか?

A:スキルや経験によって大きく異なります。経験1〜2年の実装中心であれば月40〜60万円、経験3〜5年で設計もできるなら月70〜100万円、上流工程・アーキテクト経験があれば月100万円以上が目安です。レバテックフリーランスの調査では平均年収881万円(月換算で約73万円)という数字が出ています。

Q:複数のエージェントに同時登録してもいいですか?

A:もちろんOKです。むしろ2〜3社に同時登録することを強くおすすめします。同じスキルでも提示される単価がエージェントによって違うことがよくあり、複数登録することで比較・交渉がしやすくなります。ただし、面談・提案対応の手間が増えるので、登録しすぎると管理が大変になります。最初は2〜3社に絞るのが現実的です。

まとめ

フリーランスエンジニアの案件の探し方と、15サービスの比較を解説しました。

  • 案件探しのルートは「エージェント型」「クラウドソーシング型」「直接営業型」の3つ
  • 週5フルタイム案件はレバテック・Midworks、副業・週2〜3日はITプロパートナーズ・Remoguが強い
  • 完全リモートにこだわるならRemogu、高単価ハイクラスならテックストック・FLEXY
  • エージェントは2〜3社に同時登録して単価を比較するのが鉄則
  • 案件を受ける前は稼働日数・単価の中身・継続性の3点を必ず確認する

「どこに登録すればいいかわからない」という場合は、まずレバテックフリーランスとITプロパートナーズの2社から始めてみてください。フルタイム案件と副業案件の両方をカバーできて、比較もしやすいです。

登録して実際に担当者と話す中で、自分に合ったサービスが見えてきます。サービスを選ぶことに時間をかけすぎず、まず動いてみることが大事です。